【キッチンの選び方】種類ごとのメリット・デメリット、おすすめな人
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【キッチンの選び方】種類ごとのメリット・デメリット、おすすめな人

2021.04.28

キッチンと一口に言ってもいろいろな種類があり、どう選んでいいかわからなくなる人は多いでしょう。特に、家族の中で料理を主に担う人にとっては、キッチンの使いやすさは大切です。自分に合わないキッチンは料理や家事に時間がかかるだけでなく、使いにくさからストレスも溜まるでしょう。

そこで今回は、代表的な3種類のキッチンについて、それぞれの特徴やどんな人に向いているのかをお伝えします。それぞれのキッチンについて、さらに詳しく解説している参考記事も紹介するので、気になるものがあれば読んでみましょう。

キッチンの種類を決める前に、確認したい3つのこと

まずは、キッチンの種類を決める前に確認したい3つのことをお伝えします。キッチン選びの「基準」を知ることで、自分たちに合った種類のキッチンを見つけやすくなります。

1. 敷地面積

キッチンの種類を考える前に、まずは家を建てる土地の広さを確認しましょう。

今回紹介する3種類のキッチンは、それぞれその大きさ・必要なスペースが大きく異なります。家を建てる土地の広さによって、選択肢の幅は変わってくるでしょう。

2. 家事動線

キッチンは、家事の要ともいうべき場所です。インテリアやキッチン単体の使いやすさだけでなく、家事動線についてもよく考えましょう。

家事動線とは、家事をするときの移動経路のことです。例えばお鍋に火をかけながら洗濯をするなら、キッチンから浴室、そしてベランダへとスムーズに移動できると便利でしょう。

3. ライフスタイル

正直、万人におすすめのキッチンなんてありません。ライフスタイルや好みによって、おすすめできるキッチンの種類も変わってきます。

料理をするときは1人で集中したい人もいるでしょうし、家族とお喋りしながらのんびり料理したい人もいるでしょう。ほかにも、家族と一緒に料理をしたり、友人を招いてホームパーティを開いたりなど、「キッチンで何をしたいか」はよく考えなければなりません。

次からは、代表的な3種類のキッチンについて、それぞれのメリット・デメリットやどんな人におすすめなのかを解説していきます。家族の性格やライフスタイルを考え、どれが自分たちに合っていそうなのかイメージしながら読み進めてみてください。

【料理に集中したいなら】壁付キッチン

壁付キッチンはその名の通り、キッチンカウンターを壁に付けるように設置するタイプです。目の前が壁なので、作業中に目に入るものが少なくなり、料理そのものに集中しやすくなります。

次からは、壁付キッチンの具体的なメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかをお伝えしていきます。

壁付キッチンのメリット

まずは、壁付キッチンのメリットから確認しましょう。壁付キッチンには、次のようなメリットがあります。

【壁付キッチンのメリット】
・間取りの自由度が高い
・料理に集中しやすい
・料理や食器を運びやすい
・料理しながら家事をしやすい
・ダイニングスペースを広く取りやすい

壁と向き合う形でキッチンカウンターを設置する壁付キッチンは、さまざまな種類のキッチンの中で、最もデッドスペースがうまれにくいです。そのため、ダイニングスペースを広く取りやすく、三角形の部屋や柱・角の多い部屋などでも使いやすいでしょう。

目の前が壁なので余計なものが目に入らず、料理にも集中しやすいです。身体の向きを変えるだけですぐに移動できるので、料理や食器も運びやすく、お鍋を火にかけている間にほかの家事を進めたいときも、スムーズに移動できます。

壁付キッチンのデメリット

料理や家事のしやすい壁付キッチンは、家事の効率を考えるなら最も優れた種類のキッチンかもしれません。とはいえ、壁付キッチンにもデメリットはあります。

【壁付キッチンのデメリット】
・ダイニングの様子が見えない
・ダイニングからキッチンがよく見える
・家具や家電の配置が難しい

料理中に壁の方を向かなければならないのは、人によってはデメリットに感じるかもしれません。

例えば小さなお子さんがいる家庭では、料理中に子どもたちの様子が見えなくなってしまいます。料理中に家族に話しかけられたり、話しかけたりするときは、そのたび振り向かなければならず、料理をする手も止まってしまうでしょう。

ダイニングがキッチンカウンターの真後ろにあるため、キッチン台の様子も丸見えになります。対面式のキッチンと異なり、カウンター後ろに冷蔵庫や食器棚、電子レンジなどは置けません。

壁付キッチンがおすすめな人

壁付キッチンがおすすめなのは、次のような人です。

【壁付キッチンがおすすめな人】
・敷地の面積が狭い、特殊な形をしている
・そのときしている作業に集中したい人
・家事を効率よく片付けたい人

今回紹介する3種類の中で、最もデッドスペースが少ないのは壁付キッチンです。狭小地や変わった形の土地に家を建てるなら、壁付キッチンを選ぶことで、ダイニングやほかのお部屋のスペースを確保しやすくなります。

壁付キッチンは料理や家事に集中して、テキパキ片付けていきたい人にもおすすめです。特に、作業と関係ないものが目に入ると集中できなくなる人にとっては、作業効率アップ・作業中のストレス軽減の効果も期待できるでしょう。

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【おしゃれで使いやすい】カウンターキッチン

カウンターキッチンは、ダイニングやリビングと対面する形でキッチン台を配置するタイプです。最近人気を集めている種類のキッチンであり、おしゃれなイメージを持っている人も多いでしょう。

次からは、カウンターキッチンの具体的なメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかをお伝えしていきます。

カウンターキッチンのメリット

まずは、カウンターキッチンのメリットから確認しましょう。カウンターキッチンには、次のようなメリットがあります。

【カウンターキッチンのメリット】
・ダイニングの方を向いて料理できる
・家具、家電の配置がしやすい
・キッチンの目隠しができる
・バーカウンターとしても活躍

今回紹介する種類の中でも、カウンターキッチンはバランスの取れたタイプといえるでしょう。

冷蔵庫や電子レンジをカウンター内に置けるため、壁付キッチンのように家具や家電の置き場所に困ることはありません。後ほど紹介するアイランドキッチンと比べると省スペースであり、ほかのお部屋が狭くなる心配もないでしょう。

キッチン台の端に目隠しを設けた種類が多く、シンクやコンロが汚れていても、ダイニングからは見えません。何より料理をしながら、ダイニングでくつろぐ家族や友人と向き合ってお喋りができます。

カウンターキッチンのデメリット

ダイニングの方を向いて料理ができることは、カウンターキッチン最大のメリットといえるでしょう。しかしそれも、人によってはデメリットに感じるかもしれません。

【カウンターキッチンのデメリット】
・料理に集中しづらい
・ダイニングが少し狭くなる
・カウンターからの出入りが手間

カウンターキッチンで料理をしていると、ダイニングの様子がチラチラと目に入ってくるでしょう。壁付キッチンと比べて「料理中の視覚情報」が多くなり、人によってはストレスを感じるかもしれません。

また、アイランドキッチンと比べると省スペースなカウンターキッチンも、壁付キッチンと比べるとデッドスペースが多いです。狭小地や特殊な間取りの家に向いている種類とはいえません。カウンターからの出入りも発生するため、ほかの家事をしたり物を運んだりするときの移動距離も長くなります。

カウンターキッチンがおすすめな人

カウンターキッチンがおすすめなのは、次のような人です。

【カウンターキッチンがおすすめな人】
・料理をしながらお喋りしたりテレビを見たりしたい人
・お子さんからなるべく目を離したくない人
・キッチン台が散らかりやすい人

ダイニングやリビングなど、家族の団らんスペースを向いて料理できるのが、カウンターキッチンのメリットです。

料理をしながら家族とお喋りしたり、同じテレビを観たりできるので、忙しい家庭でもコミュニケーションの時間を取りやすくなるでしょう。料理しながら子どもたちの様子も見られるので、小さなお子さんのいる家庭にもおすすめできます。

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【とことんこだわるなら】アイランドキッチン

アイランドキッチンは、キッチン台の四方が一切壁に接していないタイプです。今回紹介する3種類の中で、もっとキッチンスペースが広く、見た目もおしゃれなのがアイランドキッチンだといえます。

次からは、アイランドキッチンの具体的なメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかをお伝えしていきます。

アイランドキッチンのメリット

まずは、アイランドキッチンのメリットから確認しましょう。アイランドキッチンには、次のようなメリットがあります。

【アイランドキッチンのメリット】
・カウンターキッチンのメリットが揃っている
・作業スペースが広い
・カウンターの出入りがしやすい
・複数人での料理がしやすい

カウンターキッチン以上の広さがあり、壁と接する部分のないアイランドキッチン。キッチンスペースからの出入りもしやすく、複数人でカウンターを囲んで料理をすることもできます。1人で料理をするときも、壁と接する面がないため、カウンターから出入りしやすいでしょう。

何より、アイランドキッチンは見た目のインパクトがあります。キッチンカウンターそのものが立派なインテリアとなり、我が家に高級レストランやバーのような雰囲気を醸し出せるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット

キッチンカウンターの大きさ、作業スペースの広さは、アイランドキッチンの大きなメリットです。しかし、それだけ広い土地が必要であり、狭小地ではアイランドキッチンの大きさはデメリットになるかもしれません。

【アイランドキッチンのデメリット】
・スペースを取る
・費用が高い
・キッチンが丸見えになる

アイランドキッチンはカウンターキッチンと異なり、基本的にカウンターの目隠しを設けません。目隠しがあると、みんなでカウンターを囲んで料理する使い方ができなくなるからです。

キッチンとダイニングを遮るものがないため、カウンターは常に丸見え。アイランドキッチンは開放感のある造りが多く、壁付キッチン以上に整理整頓が必要になるでしょう。においも広がりやすいため、換気扇も高性能なものを選ばなければなりません。

アイランドキッチンそのものが高額であるうえに、換気扇をはじめとする各設備にもお金がかかります。

アイランドキッチンがおすすめな人

アイランドキッチンがおすすめなのは、次のような人です。

【アイランドキッチンがおすすめな人】
・広い土地に家を建てる人
・とにかく料理が好きな人
・ホームパーティを開きたい人

アイランドキッチンは、こだわりの強いお家で採用されることの多いキッチンです。広い土地を持っている人や、家づくりにはとことんこだわりたい人には、最高のキッチンといえます。

もちろん、「ほかのお部屋が少し狭くなっても構わないから、キッチンにはこだわりたい」という人もいるでしょう。とにかく料理が好きな人や、友人を招いてホームパーティを開きたい人なら、キッチンとダイニングに特化した家づくりをするのも一興です。

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気になる種類のキッチンがあったら、施工事例をたくさん見よう

キッチンにはいろいろな種類があり、種類ごとに、さらにたくさんのレイアウトがあります。

気になる種類のキッチンがあったら、紹介した参考記事もぜひ読んでみてください。参考記事ではそれぞれのキッチンのメリット・デメリットをより詳しくお伝えし、写真付きの施工事例も掲載しています。
自分たちに合ったキッチンを、より具体的にイメージできるようになるでしょう。

この記事を書いたひと
モックハウスマガジン編集部
モックハウスマガジン編集部

モックハウスマガジンの編集部員。
家づくりの気になる疑問や、知ってほしい情報を日々お届けしています。

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