こんな人こそ相談を!ファイナンシャルプランナーが語る「家づくりとお金」
2022.06.02
「オール電化にするのか?」「ガスとの併用にするのか?」
家づくりの早い段階において迫られるこの選択について、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか?
自分や家族のライフスタイルがどちらに合っているのか分からない、地域のライフラインがどうなっているか分からない…ぶっちゃけランニングコストはどっちが良いの?と、悩みも様々です。
そこで本記事では、給湯器をはじめとするガス器具の大手メーカー「リンナイ」のショールームへ伺い、お話を聞いてきましたので人気商品と共にその様子をお伝えしたいと思います。
今回お邪魔したリンナイのショールームがありますのは新潟市中央区紫竹。
新潟駅から車で約5分。
ウオロク馬越店を通り過ぎて、ファミリーマートを左折したところです。
7、8年前行った事務所の改装で業者用にショールームを作ったそうなのですが、お客様からの要望があったため、基本予約制で一般開放も始められたそうです。
では、早速お話を伺ってみましょう。
―こちらのショールームではどんな商品を見ることができますか?
(リンナイ株式会社 楠木さん)
ガスコンロ、換気扇、レンジフード、乾太くん、給湯器、温水床暖房・ヒーター、暖炉、食洗機、炊飯器を見て頂くことができます。
―沢山あるんですね!給湯器のイメージがすごく強かったので、改めてリンナイについて教えて下さい。
(楠木さん)
弊社は1920年に設立し、2020年に100周年を迎えました。主にガス器具を扱い「健全で心地よい暮らし」をテーマに熱に関わる商品を開発しています。
また、昨今は共働き世帯数の増加や女性の社会進出に伴い「楽家事」もテーマに掲げています。
例えば、最近ですとロボット掃除機など流行っていると思うのですが、弊社の場合ですと豊富な自動調理が搭載されたガスコンロなどを取り扱っています。
給湯器の場合も、普通のものだけではなくマイクロバブルバスユニット(後述します)など付加価値を付けることによりお客様に満足して頂いております。
(主婦歴約20年。楽家事……すごく気になります!)
―電気とガス…正直どちらが良いのかよく分からないのですが、ガスの良いところを教えて下さい。
(楠木さん)
ガスと電気の最大の違いは、ガスは燃焼しているという点で立ち上がりが非常に早いというところでしょうか。
例えば乾燥機でいうと、5㎏の洗濯物を乾燥させるのにガスでは50分、電気だと約160分かかります。
―電気に比べておよそ3分の1ですね!
(楠木さん)
温水床暖房の立ち上がりにも差があって、ガスは1時間で室内を温めますが電気は2、3時間ほどかかります。
ランニングコストについては、ここ新潟県は日本一都市ガスが安いと言われていて、オール電化と遜色ないんですよ。
―それは何故ですか?
(楠木さん)
新潟県自体でガスが取れるので輸送コストがかからず、その分お客様に還元できます。新潟県はガス比率が高く、皆様にご愛顧頂いております。
―新潟ならでは、ということですね!
(楠木さん)
そうです。ここまで都市ガスが通っているのは珍しく、都市ガス王国……と言われているくらいです。
(そういえば、住んでいたアパートにはガスヒーターが備え付けであったなぁ…)
石油(原油)・天然ガスの生産概況(新潟県HP)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/sogyosuishin/1277420495419.html
新潟県は13箇所のガス田から天然ガスの生産があり、国内生産の76.1%を占めています。
それでは実際にショールームに展示されている商品を見せてもらいましょう。
やはり主婦として最初に気になるのがキッチンのコンロです。
こちらのコンロ「デリシア」は芸能人や料理研究家も愛用している人気商品で、現にリフォーム大賞2021において総合・各部門1位を獲得しています。ちなみに2,3位もリンナイ製品だったそうです。
デリシアは天板にディスプレイがあり、案内に沿ってボタンを押していくだけで自動調理ができるガスコンロです。
さらに、リンナイで開発された無料のスマホアプリ「+Rレシピ」と連動していて、プロが監修した沢山のレシピの中から調理したいものを選ぶことができます。
お魚も焼き加減を確認したり、ひっくり返したりする必要もなくほったらかしでOKなので、他の作業に集中することができますね。
良いところが沢山あるのですが、でもここはあえて聞きにくいこともズバリ聞いてみましょう。
―ガスコンロは掃除が面倒というイメージがあるのですが……
(楠木さん)
汚れの一番の原因は「焼けこげ」なんですね。
弊社の場合は天板がフラットになっているのはもちろん、独自の技術によりバーナーの周りが熱くならず熱を分散し焼けこげがないので布巾で拭いて頂くだけでキレイに使って頂けますよ!
―もう一つ、デメリットとしてよく聞くのが安全性という部分なのですが……
(楠木さん)
全口にセンサーがついていて異常な温度を検知したら消えるようになっていますので火事の心配もほとんどありません。
もちろん、チャイルドロックもついていますよ!
よく聞くガスコンロのデメリット「掃除の面倒さ」と「安全性」が、今では全て解決しているということですね。
そして何より驚いたことは、ショールームではこのコンロを使用して調理体験ができるということです!
無水カレーやノンフライ唐揚げ、パンやピザも焼くことができるとのこと。
他にも、作ってみたいメニューの要望を予約時に伝えると可能な限り対応して頂けます。
他に気になったキッチン回りの商品が食洗器と炊飯器です。
昔はフロント式の食洗器が主流で今はスライド式が主流とのことですが、フロント式は少々がさつに入れでも沢山入るということで、また最近人気が出ているそうです。
現在、フロント式の国内製品はリンナイだけ!
直火で美味しく炊けるガスの炊飯器は時代を越えて愛用している人が沢山いらっしゃいます。
(新潟はお米そのものが美味しいんだけど、より美味しく食べたいというこだわりがあるんですよね)
30年ほど前から販売しているガス衣類乾燥機「乾太くん」ですが、数年前からインスタなどで口コミがどんどん広がり、主婦や女性を中心に大ヒットしています。
ショールームに訪れるお客様の多くが乾太くん目当てだったり、乾太くんをきっかけにガスを選択されたりするお客様が多いそうです。
(楠木さん)
新潟県は晴天率が低く、特に冬場はほぼ雪か曇りですよね。
また、黄砂の影響や共働きで朝忙しく洗濯物を干して出かけるのが難しいという理由もあり、新潟県での需要は多いです。
―確かにそうですよね。
新潟県の共働き世帯数は、全国平均の47.6%を上回る55.1%。
世帯の半数以上が共働きをしている地域です。
ワーク・ライフ・バランス推進関連の数値(新潟県HP)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shigototeijyu/1356821878964.html
―実際、私は室内物干しが間に合わない時は乾燥だけコインランドリーに行ったりするのですが……
(楠木さん)
そういう方、多いですよね。
コインランドリーは10分100円で、1回5㎏(4人家族1日分の洗濯物)の洗濯物を乾燥させようとすると400~500円かかります。
乾太くんの場合は、電気・ガスを含めて1回約40円で、乾燥時間は約50分です。
(早い!しかも安い!欲しい!)
衣類以外のものがあったりすると、結果1日に2回以上洗濯機を回さなければならないこともしばしばあります。乾太くんで乾燥している間に2回目のお洗濯もできるのでさらに効率が良くなりますよね。
人気の理由がよく分かりました。
最後は楠木さんイチオシの「マイクロバブルバスユニット」です。
私たちがよく目にする気泡はミニバブルというそうなのですが、その1/100の大きさの泡(マイクロバブル)を純粋に作り上げて浴槽内に噴出しています。
これにより温浴、洗浄、リラックス効果が得られる他、肌の保湿を実感されるお客様も多くいらっしゃいます。
温泉を連想させる乳白色のお湯が、ワクワク感や贅沢な感動を得られるといった心理的作用もあるそうです。
(楠木さん)
ここまで細かい泡が出来るのか?いかに施工が簡単に出来るのか?と、研究を重ね3年かけて開発しました。
コロナ渦で温泉にも行き難くなりましたらから、温泉好きな方におすすめです。
バスルームで実際に入浴することもできますよ!
―え?今、このお風呂に入れるんですか?
(リンナイ)
はい。アメニティーをご用意しておりますので実際に入浴して頂けます。腕や足だけでも入れて頂いて、是非とも体感して頂きたいです。
―コンロで料理したり、お風呂に入ったり……ショールームというより、プチ日常体験ですよね⁉
(楠木さん)
テーブルなどの家具は入れ替えができるけど、コンロなどガス設備はなかなか入れ替えが難しいですよね。
でも、毎日使うものですのでお客様の後悔がないようにと思っています。
電気かガスかで悩まれている方はちょっとしたことでもいいので気軽にお電話下さい。
実際に体感して頂き、その中で電気とガスの良さを包み隠さずお伝えしていきたいです。
皆様、いかがでしたか?
一つ一つの商品がとても魅力的で全部をお伝えすることができませんでしたので、また次の機会にじっくりご紹介していきたいと思います。
そして少しでも気になった方は、迷わずリンナイのショールームへ足をお運び頂き、体感しながらご相談してみてはいかがでしょうか?
ガス設備は後付けになると壁に穴を開けたり工事代が発生したりしますので、ガスが良いな……と思ったら、新築時に導入する方がいいかもしれませんね。
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リンナイ株式会社新潟支店
住所:950-0864新潟市東区紫竹2丁目1-74
電話番号:025-247-6610
営業時間:09:00〜17:00(見学は要予約)
駐車場 8台まで
休日 土日祝日(要望であれば予約で対応)その他 お子様連れOK マスク着用 一組ずつの予約制
※販売店ではありませんので直接購入することはできません。
2022.06.02
2022.02.08