ベランダとバルコニーの違いは?メリット・デメリット、施工事例を紹介
眺望のある暮らし(株式会社ユースフルハウス)

ベランダとバルコニーの違いは?メリット・デメリット、施工事例を紹介

2021.08.30

多くの一戸建てには、ベランダやバルコニーが備え付けてあります。

ベランダやバルコニーは工夫次第で、家事スペースとしてだけでなく、リラックススペースやガーデニングスペースとしても活躍します。

本記事では、ベランダとバルコニーの違いやそれぞれのメリット・デメリット、作るときの注意点を解説。
写真付きの施工事例も紹介するので、家づくりの参考にしてみてください。

ベランダとバルコニーの違い

ベランダとバルコニーでは、屋根の有無や主な用途が違います。まずは、ベランダとバルコニーがそれぞれどんなスペースなのか解説します。

ベランダには屋根がある

ベランダは掃き出し窓で室内と隔てられたスペースの中でも、屋根のあるものをいいます。家からせり出したものも、外壁部分に凹みを作り設けたものも、どちらもベランダです。

物干しスペースとして活用されることが多い、「いわゆるベランダ」を思い浮かべるとわかりやすいです。

バルコニーには屋根がない

屋根のないベランダのようなスペースをバルコニーと呼びます。屋根はなくともバルコニーと室内を隔てる掃き出し窓や、落下防止の柵や手すりはあります。

ベランダと比べ、家事よりもリラックススペースとして使われることが多いようです。

メリット、デメリット

ベランダにもバルコニーにもそれぞれメリット・デメリットがあります。次からは、バルコニーと比べたベランダのメリット・デメリット、ベランダと比べバルコニーのメリット・デメリットを紹介します。

ベランダのメリット・デメリット

バルコニーと比べ、ベランダには次のようなメリット・デメリットがあります。

【ベランダのメリット】

  • 風が弱ければ、雨の日でも外干しができる
  • 物置スペースとしても活用しやすい

【ベランダのデメリット】

  • 掃除が大変
  • メンテナンスが大変

バルコニーと比べたベランダのメリットは、何と言っても屋根があることでしょう。ベランダなら雨の日でも、風さえなければ家事や物干しができます。

ベランダに物を置いても雨ざらしになりづらく、物置スペースとしても活用しやすいです。

一方、バルコニーと比べて構造が複雑なため、掃除やメンテナンスの手間は大きいです。

バルコニーのメリット・デメリット

ベランダと比べ、バルコニーには次のようなメリット・デメリットがあります。

【バルコニーのメリット】

  • 日当たりが良い
  • 風通しが良い
  • 庭より人目が気にならない

【バルコニーのデメリット】

  • こまめな掃除が必要
  • 雨風を防げない

屋根がないことはバルコニーのメリットであり、デメリットでもあります。屋根がないバルコニーは日当たりも風通しも良く、ガーデニングやリラックス用のスペースとして活躍するでしょう。

庭と異なり人目も気にならないため、ビニールプールで遊んだり、屋外で食事やアフタヌーンティーをしたりするにも最適です。

一方、屋根がなく雨も風も防げないため、家事のしやすさはベランダと比べ劣ります。黄砂や土ぼこり、鳥の糞なども溜まりやすく、こまめな掃除は欠かせません。

ベランダ・バルコニーを作るときの注意点

ベランダ・バルコニーを作るときは、次のようなポイントに気を付けましょう。

【ベランダ・バルコニーを作るときの注意点】

  • 使いやすい広さを考える
  • 方角と屋根の大きさを考える
  • 水道を付ける

たいていの場合、ベランダやバルコニーにはエアコンの室外機を置くことになります。室外機を置いても余裕の残るスペースを確保し、室外機をどの辺りに置くのかもよく考えましょう。

また、洗濯物が早く乾くよう、ベランダ・バルコニーは日当たりや風通しの良い方角に作りたいものです。工務店とよく相談しながら、窓や玄関の向きと併せて、最適な方角を導き出しましょう。

特に新潟は雨の日が多く、冬も長いため、方角や屋根の大きさは重要です。

最後に、ベランダやバルコニーには土ぼこりや洗濯物から出たほこりなど、細かいゴミが溜まります。掃除をしやすいよう、水道の蛇口を作りつけておくのがおすすめです。

ベランダ・バルコニーの施工事例を紹介

ベランダとバルコニー、自分たち家族にはどちらが合っているか、何となくイメージできたでしょうか。

最後に、ベランダ・バルコニー、それぞれの施工事例を写真付きで紹介します。どの事例も家族のライフスタイルに合わせ、こだわりぬいて作ったもの…。家づくりの参考に、きっとなるはずです。

ベランダの施工事例

奥行きがあり、屋根も壁もしっかりとしたこちらのベランダ。よほどの強風でなければ、雨や雪が降っていても普段通りに使えます。

家事スペースとしても、リラックススペースとしても最高のベランダです。

「どこでも読書ができる図書館のような家」がテーマのこのお宅。その名の通り、ベランダも読書スペースとして使えます。

自然の木目が美しい木の柵からは、心地良いそよ風は入ります。透明の屋根は陽の光を遮らず、夕方でも十分な明るさで本が読めるでしょう。

バルコニーの施工事例

このお宅のテーマは「愛猫と暮らすプライべートテラスのある家」。元気いっぱいの猫ちゃんがバルコニーから落ちてしまわないよう、高さのある壁を設けたのがポイントです。

プライベートテラスの名の通り、周囲の視線も全く気になりません。

こちらのお宅のバルコニーは、ご覧の通り、とにかく広さにこだわりました。十分な広さと程よい高さの目隠しのおかげで、人目も風通しも気になりません。

夕方は室内から漏れるオレンジの明かりに照らされ、幻想的な空間となります。

家事スペースにはベランダ、お庭感覚で使うならバルコニーがおすすめ

ベランダとバルコニーの最大の違いは、屋根の有無。屋根があるベランダは家事スペースとして、屋根のないバルコニーはリラックススペースとして、それぞれおすすめです。

とはいえ、「ベランダは家事専用」「バルコニーでは家事がしづらい」と捉える必要はありません。紹介した事例のように、バルコニーのように広々としたベランダもあります。

これまでの家族の暮らしや趣味・ライフスタイルを振り返ってみて、自分たちにはどんなベランダ・バルコニーが合っているのか…。

施工事例を眺めながら、家族で話し合ってみてくださいね。

この記事を書いたひと
モックハウスマガジン編集部
モックハウスマガジン編集部

モックハウスマガジンの編集部員。
家づくりの気になる疑問や、知ってほしい情報を日々お届けしています。

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