新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
家の照明を「なんとなく」で考えていませんか?
照明は種類や設置場所によって、暮らしの快適さが左右される部分です。
さらに、施工後に位置変更ができないので、しっかりとプランニングをしなければなりません。
とはいっても「なにを選んだらいいかわからない」と悩んでしまいますよね。
そこで本記事では、照明の種類や特徴、選び方を解説します。
家づくりを進めている方は、ぜひ参考にしてみてください!
照明選びの説明に入る前に、ここでは照明を選ぶときに気をつけておきたい2つのポイントについてお伝えします。
照明計画の際には、スイッチの位置にも注意が必要です。
スイッチの位置を失敗してしまうと「玄関に入って少し歩かないと電気がつけられない」「暗い室内を歩いてスイッチまで行かないといけない」なんてことも…
最近では廊下や玄関の照明はセンサー付きのものが増えてきましたが、生活導線合わせた場所にスイッチがないとやはり不便に感じてしまいます。
照明の種類も大切ですが、スイッチ位置にも考慮しながら照明計画を進めていきましょう。
照明を選ぶときには、部屋の用途に合わせたものを選びましょう。
たとえば、スタイリッシュさが人気の「ダウンライト」。
埋め込み式の照明なので天井の圧迫感はなくなり、部屋をスッキリ見せることができます。
しかし、ダウンライトをリビングに設置して「リビングの一部しか照らせない、まぶしすぎる」など、後悔している方も少なくありません。
照明の種類を決めるときには照明の特徴を理解し、部屋の用途に合わせたものを選ぶことが大切です。
具体的にどんなものを選べばいいのか、悩みますよね。
次は、照明の種類と特徴について説明します。
快適に暮らすためには、部屋の用途に合わせた照明を選ぶことが大切だとお伝えしました。
照明にはどのような種類があり、どんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、照明の種類と特徴、どんな部屋に適しているかを解説します。
照明のなかでもっともポピュラーなのが、シーリングライトです。
天井に直接取り付けるタイプの照明で、部屋全体を均一に照らすことができます。
また、色や明るさも調整できるものが多く、食事や読書、勉強などのさまざまな用途に対応することができるのもポイント!
最近ではシーリングファンやスピーカー、プロジェクターなどのさまざまな機能を持ったシーリングライトも販売されています。
このようにシーリングライトはとても使いやすいので、リビングや寝室、子供部屋、和室など、すべての部屋に適しています。
ダウンライトは天井に埋め込んだり、フラットに設置したりするタイプの照明です。
空間をスッキリ見せたいときや、ディスプレイや玄関などの一部分を照らしたいときに用いられます。
ダウンライトには、一部分を照らす「集光タイプ」と、空間全体をまんべんなく照らすことができる「拡散タイプ」の2種類があります。
テーブルやディスプレイなどをスポット的に照らすのであれば「集光タイプ」、キッチンやカウンターなどを全体的に照らしたいときには「拡散タイプ」を選びましょう。
ダウンライトを設置するときに覚えておきたいのが、「施工後に簡単に数を変更できないこと」です。
「明るさが足りない、まぶしすぎる」と思ったとき、改善するためにはリフォームをしなければなりません。
そのため「キッチン・玄関・書斎・廊下・納戸」などの、生活に影響しにくい部分に設置することをおすすめします。
どうしてもリビングに設置したいときにはプランナーに相談して、しっかりと照明計画を進めましょう。
スポットライトはその名の通り、一部分を明るく照らしたいときに使う照明です。
スタイリッシュでオシャレに見えることから、住宅に取り入れられることが多くなりました。
スタイリッシュさが特徴のシーリングライトですが、シンプルなものだけではなくモダンやアンティークなどの幅広いデザインがあることも人気の理由です。
設置タイプも天井に取り付けるものやスタンドタイプ、連結タイプなどがあり、バリエーションも豊富。
また、スポットライトは方向や角度も自由に変えることができるので、模様替えをしたくなったときや照らす位置を変えたいときに臨機応変に変更できることもうれしいポイントです。
スポットライトは「リビング・ダイニング・キッチン・寝室・書斎」などに適しています。
アクセントがほしい場所に吊り下げて取り付けるのが、ペンダントライトです。光の広がる範囲はシーリングライトよりも狭いですが、コントラストをつけて照らすことができます。
照明として機能することはもちろん、「インテリア」として部屋をオシャレに演出できることもポイントです。
デザインはシンプルなものからゴージャスなものまで、さまざまな種類があるので部屋のイメージにぴったりのものが見つかるはず!
ペンダントライトを設置するときは、部屋に1つまでにしておきましょう。
何個も吊り下げると部屋がゴチャゴチャして見えてしまうからです。
ただし、同じ種類でコンパクトサイズのものであれば、2〜3個連続して取り付けることもあります。
おすすめの設置場所は、ダイニングやリビング、玄関、和室です。アクセントがほしい場所に取り付けてみましょう!
照明には、色による視覚的な効果があることをご存知ですか?部屋の用途に合わせて照明の色彩計画まで行っておけば、より快適に過ごすことができます。ここでは、照明の色とそれぞれの効果について見ていきましょう。
ろうそくや日没の色に近い「淡いオレンジ色」の照明が、電球色です。
電球色の柔らかな色は人に安らぎを与える効果があるため、寝室や夜間のリビングなどのリラックスしたい空間に適しています。
反対に、読書や勉強などの集中作業をすることが多い、書斎や子供部屋のスタンド照明には向いていません。
昼光色は「青みがかった明るい色」の照明です。
脳を活性化させて覚醒感や緊張感を呼び起こすので、集中力を高めることができます。
また、思考力も活発に働くため、子供部屋のスタンドライトや書斎、作業部屋におすすめです。
一方で、リビングや寝室などのリラックスしたい空間には不向きです。
また、昼光色は目に入る刺激も強いため、照明は高い位置に設置して光を和らげてください。
リビングにスタディスペースや作業スペースを設ける場合は、ダウンライトやスポットライトに昼光色を使うのがおすすめです。
電球色と昼光色の中間色で、太陽光の色にもっとも近いのが昼白色です。
明るすぎず暗すぎず、自然な明るさで部屋を照らします。
商業店舗や学校、会社などで使われることが多い、もっとも身近な照明です。
電球色や昼光色のような心理的効果はありませんが、昼白光のナチュラルな色合いは物の本来の色を識別しやすくなります。
そのためクローゼットや衣装部屋など、服のコーディネートをする部屋にうってつけです。
照明をどの色にするか悩んだときには、昼白色の照明にしておきましょう!
本記事では照明の種類や特徴をはじめ、注意点や色の効果についても解説しました。
スイッチと照明の位置、種類は一度設置したら簡単に変更できません。
そのため、施工前のしっかりとしたプランニングが大切です。
部屋にどんな効果がほしいのか、どのくらいの明るさで照らしたいのか。などを考慮しながら、照明を選んでください。
工務店のプランナーに自分の希望をしっかりと伝えたうえで、照明計画を進めていきましょう!
2023.10.14
2023.10.13
2023.10.04
2023.09.29
2023.09.27
2023.09.15