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平屋の外観デザインはどう考える?失敗しないためのポイントと合わせてチェック!

平屋の外観デザインはどう考える?失敗しないためのポイントと合わせてチェック!
【平屋+ロフト】内と外を融合させた空間設計で叶う新しい生活スタイル(DETAIL HOME(ディテールホーム))
2023.10.04

「住宅の顔」とも言われる外観デザイン。
建物全体が視界に入りやすい平屋では、2階建ての住宅よりも外観デザインで家の第一印象が決まります。

しかし見た目重視で外観デザインを考えると、住み始めてから暮らしにくさを感じてしまうことも・・

そこで本記事では、外観デザインの考え方や、平屋の外観デザインで失敗しないコツをお伝えしていきます。
平屋を建てたいと考えている方は、参考にしてください。

この記事を書いたひと
いもと ちひろ
いもと ちひろ

建築科卒の住宅×金融専門ライター。子供に「おかえり」が言える仕事を探してライターの道へ。大学で得た経験とFP資格の知識を活かし、家づくり、水回り設備、エクステリア、火災保険、相続など、住宅にまつわる幅広い記事を中心に活動中

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平屋の外観デザインを決める5つの要素

平屋の外観デザインは、

  • 形状
  • 屋根
  • 外壁
  • 外構

の5つの要素から成り立っています。
まずは外観デザインを構成する5つの要素を確認していきましょう。

建物の形状

平屋に限ったことではありませんが、建物の形状は家の第一印象を決める重要な部分です。
平屋の外観デザインを考えるときにも、まずは建物の形状から考えてみましょう。

2階部分がなく建物の高さが低い平屋では、L字型やコの字型、ロの字型などの複雑な形状にしても、建物がスッキリとして見えます。
そのため採光や通風、防犯面を考えて、中庭ができるように、コの字型やロの字型の形状を選ぶ方も多いです。

ただし、建物の形状は間取りにも影響するため、間取りも考慮しながら形状を考えてみましょう。

屋根の形状

屋根まで視界に入りやすい平屋では、屋根の形状も外観デザインを決めるポイントになります。
平屋で選ばれることが多いのは、

  • 切妻(きりづま)屋根
  • 寄棟(よせむね)屋根
  • 片流れ屋根
  • 陸(ろく)屋根

の4つです。

ロフトや屋根裏収納を作りたい場合は、切妻屋根・寄棟屋根・片流れ屋根のいずれかを選び、屋上がほしい方や見た目をシンプルにしたい方は、陸屋根を選びましょう。

屋根形状の選び方を説明した記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてください。

【屋根形状の選び方】種類ごとのメリット・デメリット、おすすめな人

外壁

外観デザインを考えるときには、「外壁に選ぶ素材や色でテイストが決まる」と言っても過言ではありません。
外壁とひとくちに言っても、窯業系、金属系、モルタル、塗り壁、タイルなどのさまざまな種類があり、カラーバリエーションも豊富です。

家のテイストが定まってきたら、外壁部分でテイストに合わせた素材や色を選びましょう。
モックハウスマガジンでは外壁に関する記事を多数アップしていますので、こちらのページからご覧になってくださいね。

外壁面積が少ない平屋では、窓の形状や種類が外観イメージに大きく影響します。
たとえばFIX窓(はめ殺し窓)や小窓がある家はスタイリッシュなイメージになり、大きな引き違い窓がある家は開放感のあるイメージになります。

ただし窓の形状や種類を決めるときには、見た目だけではなく、採光や通風、防犯面などのさまざまな部分に考慮しなければなりません。

窓の種類や選び方を解説した記事がありますので、こちらもぜひ参考にしてください。

窓にはどんな種類がある?新築で後悔しない窓の選び方

外構部分

建物全体が視界にすっぽりと入る平屋は、外構部分のデザインにも手を抜けません。
アプローチのデザインや庭に植える植栽まで、建物の印象に合うものを選びましょう。

シンプルな外観デザインの場合は、シンボルツリーやウッドデッキ、ルーバーなどでアクセントを作るのがポイント。
照明計画も考えておけば、昼だけではなく夜の景観も美しい外観に仕上がります。

新築におすすめのシンボルツリーは?知っておきたい木の知識とあわせて解説
ウッドデッキの魅力とは?メリット・デメリット、施工事例を紹介

平屋の外観デザインで失敗しないためのポイント

平屋の外観デザインはシンプルなようで実は難しく、実際に住んでみて「失敗した」と後悔している方も少なくありません。
最後に、平屋の外観デザインで失敗しないためのポイントを説明します。

プライバシーや防犯面も考慮する

平屋で見落としがちなのが、プライバシーや防犯面です。
デザインや採光、通風などを重視してたくさん窓を設けたところ、通行人の視線や防犯面が心配で、窓やカーテンを締め切って生活しているという失敗例もよくあります。

デザイン・採光・通風はもちろん大切ですが、暮らしやすさもとても大切です。
窓の形状や種類を考えるときには、窓を設ける“目的”から考えてみましょう。

たとえば通風のための窓は、開けたままでも人が侵入できない「すべり出し窓」、デザインや採光のための窓には「FIX窓」がおすすめです。
“なぜそこに窓を設けるのか”という目的から、窓の種類や大きさを考えてみてください。

平屋の建築実績が多い住宅会社に依頼する

近年人気を集めている平屋ですが、2階建て住宅と比べるとまだまだ建築数が少ないのが現状です。
平屋は2階建て住宅とはデザインの考え方が異なれば、注意すべきポイントも異なります。

平屋の外観デザインで失敗しないためには、平屋の建築実績が多い住宅会社に依頼するのがおすすめです。
自分たちでは見落としがちなポイントをしっかりカバーしてくれる、実績が豊富で信頼できる住宅会社に相談しましょう。

平屋の外観デザインはバランスが大切!

平屋の外観デザインを考えるときには、見た目だけではなく、採光や通風、防犯などのさまざまなポイントに目を向ける必要があります。

見た目がいいデザインが、必ずしも暮らしやすい家だとは限りません。
平屋の外観デザインで後悔しないためには、見た目と機能性のバランスを考えてくれる、平屋の建築実績が豊富な住宅会社に相談するのがおすすめです。

モックハウスでは平屋の建築実例と手がけた住宅会社を紹介しておりますので、ぜひこちらのページから平屋の実例をご覧になってくださいね。

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