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シンプルモダンな外観の魅力は?デザインするポイントとあわせてチェック!

シンプルモダンな外観の魅力は?デザインするポイントとあわせてチェック!
延床面積23坪で豊かに暮らす小さな家(木の家専門店 ナレッジライフ)
2023.09.14

トレンドが移り変わるなかでも、根強い人気を誇るシンプルモダン。
外観デザインでお悩みなら、シンプルモダンな外観にしてみませんか?

本記事では、シンプルモダンな外観の魅力とデザインのポイントをお伝えします。
これから外観デザインを考える方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いたひと
いもと ちひろ
いもと ちひろ

建築科卒の住宅×金融専門ライター。子供に「おかえり」が言える仕事を探してライターの道へ。大学で得た経験とFP資格の知識を活かし、家づくり、水回り設備、エクステリア、火災保険、相続など、住宅にまつわる幅広い記事を中心に活動中

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シンプルモダンな外観の魅力

まずは、シンプルモダンな外観の魅力をお伝えしていきます。

流行に左右されず飽きにくい

シンプルモダンな外観の魅力は、流行に左右されず飽きにくいことです。
洋服にトレンドがあるように、住宅にもその時代で人気のデザインがあります。

たとえば1940年頃の高度経済成長期には低層のプレハブ住宅や和風の住宅が流行り、1980年代には洋風のアーリーアメリカンスタイルや、ブリティッシュスタイルの住宅が好まれました。

そして2020年に入ってからは、南欧や北欧、モダンなどの選択肢は増えたものの、やはりその年によってトレンドは若干異なります。

けれどトレンドが少しずつ変化するなかでも、「シンプルモダン」スタイルは、根強い人気が続いています。
“どの時代でも好まれるデザイン”であることが、シンプルモダンの魅力のひとつです。

建築費用を抑えらえる

住宅の外観は、複雑な形状なものほどコストが高くなります。
たとえば1階と2階で形状が違う住宅や、建物を2棟くっつけた分棟型住宅の建築費用は高くなりがちです。

けれど正方形や長方形をベースとしたシンプルモダンな外観は、形状が複雑な住宅と比べてコストを抑えることができます。
そしてシンプルな形状でもチープさがなく、外観の美しさが際立つのがシンプルモダンのいいところです。

エクステリアのデザインを考えやすい

住宅の外観や庭、門柱などの外構部分を「エクステリア」といいます。
シンプルモダンな外観の住宅は、エクステリアのデザインを考えやすいというメリットもあります。

エクステリア計画で悩むポイントは「外観とのバランスや色合い」ですが、白や黒、グレーなどが基調のシンプルモダンな住宅はカラーバランスが取りやすいので、色の組み合わせで悩むことはほぼありません。

植栽やポスト、門柱、フェンスなどに好きな色を取り入れられるのも、シンプルモダンな外観の魅力といえます。

シンプルモダンな外観を作るポイント

飽きにくく建築費用も抑えられるシンプルモダンな外観。
「シンプル」は簡単なようで実は難しく、デザインするときにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。

ここでは、シンプルモダンな外観を作る3つのポイントを見ていきましょう。

外壁の色には落ち着いた色を選ぶ

シンプルモダンな外観を作るときに大切なポイントは、外壁に落ち着いた色を選ぶことです。
白やグレー、黒などのモノトーンカラーを選びましょう。

シンプルさの中にアクセントがほしい方は、デッキやフェンス、ルーバーなどを作るのがおすすめ。

木材やアルミなどの素材と組み合わせて、シンプルさの中に自分らしさをデザインしましょう。

建物をシンプルな形状にする

シンプルモダンな外観の大きな特徴が、シンプルな形状であることです。

シンプルさを演出するためには、正方形や長方形などの建物全体をキューブ型にする方法もあれば、屋根と建物のいずれかをシンプルな形状にする方法もあります。

たとえば屋根に寄棟(よせむね)や切妻(きりづま)、方形(ほうけい)など、視覚的に変化があるものを選ぶ場合は、建物の形状をシンプルにするのがおすすめ。

逆に建物の形状に凹凸があったり窓がが多かったりする場合は、屋根には片流れや陸(ろく)屋根などのシンプルなシルエットを選びましょう。

シンプルすぎるとおもしろみや個性が感じられないデザインになってしまい、視覚的な変化が多くなるとシンプルから離れてしまうのが、シンプルモダンな外観の難しい部分です。

住宅会社にイラストやCGイメージ図などを作成してもらい、バランスを考えながら形状を考えてみてください。

窓にはサッシが目立たないものを選ぶ

シンプルモダンな外観を作るためには、窓選びも大切です。

たとえばサッシが目立ちやすい引き違い窓は、シンプルモダンとは相性が良くありません。

できればFIX窓(はめ殺し窓)のように、サッシ部分が目立たない窓を選びましょう。

けれどデザインばかりに気を取られて、機能性を無視してしまうのはおすすめできません。

通風や彩光の関係で引き違い窓を採用する場合は、窓前にルーバーを設けたり、シンボルツリーを植えたりして、生活感が見えづらくなるよう工夫しましょう。

窓には引き違い窓やFIX窓のほかにも、掃き出し窓やすべり出し窓などのさまざまな種類があり、それぞれデザインも機能性も異なります。

どの窓が自分のイメージする“シンプルモダン”に近いのか、住宅会社と相談しながら考えてみてください。

窓にはどんな種類がある?新築で後悔しない窓の選び方

シンプルさを引き出すポイントを押さえて、シンプルモダンな外構づくりを!

外観デザインでお悩みの方には、流行に左右されず飽きにくいシンプルモダンな外観がおすすめです。けれど「シンプルモダン」とひとくちに言っても、シンプルさモダンさの引き出し方はさまざま。

外壁カラーや建物や屋根の形状、窓などの、さまざまなポイントから演出できます。
そしてデザインに凝りすぎるとシンプルさから離れてしまうのが、シンプルモダンの難しい部分です。

住宅会社と相談しながら、あなただけのシンプルモダンな外観をデザインしてみてくださいね。

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