新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
注文住宅で根強い人気がある、自然素材が心地いい「ナチュラルテイスト」の家。
ナチュラルさを表現するには、どんな部分に自然素材を取り入れればいいのか、どんな色を使えばナチュラルさを表現できるのか気になりますよね。
そこで本記事では、ナチュラルテイストな外観の魅力をはじめ、ナチュラルさを作るポイントをお伝えしていきます。
ナチュラルテイストが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
ナチュラルテイストは、シンプルやモダンなどのテイストと混同されがちです。
一見似たように見えるデザインでも、自然素材で作るナチュラルテイストだからこそ出せる魅力があります。
ここでは、ナチュラルテイストな外観の魅力をお伝えしていきます。
ナチュラルテイストの外観は、漆喰や珪藻土、木材などの自然素材で作ります。
自然素材を使った外観は、化学物質が少なく身体にやさしいことが魅力。
ホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質が原因で発症する「シックハウス症候群」や、「化学物質過敏症」の発症などを抑えて、健康被害のリスクを減らせます。
ナチュラルテイストな外観は、経年が“劣化”ではなく“美化”していくのが魅力。
サイディングやガルバリウムなどは年数が経つと、浮きや剥がれ、サビなどの劣化が目立ちはじめ、定期的にメンテナンスをしなければ見た目を損ねてしまいます。
それに対して自然素材でできた外壁は、経年変化が劣化ではなく味わいになり、見た目が変化していく様子を楽しめます。
とくに木材を使った板張りの外壁は経年変化を楽しめて、メンテナンスが容易な外壁材です。
塗装や損傷部分の交換のみで、30~50年ほど持たせられます。
自然素材を使ったナチュラルテイストは、和風やモダン、北欧など、他のテイストと合わせやすいことも魅力。
色味や素材の使い方で、まったくイメージの違うテイストとも組み合わせられます。
たとえば外壁を板張りにして、ダークカラーで塗装すれば「ナチュラル × 和風」のテイストに。漆喰や珪藻土の塗り壁と、くすみカラーを使ったドアや窓サッシを組み合わせれば「ナチュラル × 北欧」テイストに仕上がります。
他のテイストを引き立たせられるのも、ナチュラルテイストならではの魅力です。
ナチュラルテイストな外観を表現するためには、ただ自然素材を取り入れればいいわけではありません。
ここでは、ナチュラルテイストな外観を作るポイントをお伝えしていきます。
ナチュラルテイストな外観を演出するためには、外壁やフェンス、デッキなどの外観部分に木材を選ぶのがポイント。
木材を使って温かみのある外観を作りましょう。
もし外壁にサイディングやガルバリウム鋼板を選んだとしても、外観の一部分に木材を取り入れればナチュラル感が出ます。
木でできたルーバーやデッキ、サッシなどで、ナチュラル感を表現しましょう。
このときに大切なのは、“ウッド風”ではなく本物の木材を選ぶことです。
ナチュラルテイストな外観を作るポイントは、素材だけではありません。
選ぶ色も、とても大切です。
外壁や屋根には、白やベージュ、グレー、薄茶色などの“アースカラー”を選びましょう。
見た目に変化がほしいときには、窓枠や玄関ドアにアクセントカラーとしてアースカラー以外の色を取り入れるのがおすすめです。
ナチュラルと他のテイストを組み合わせる場合は、アクセントカラーに組み合わせるテイストのイメージに近い色を選びましょう。
ナチュラルテイストな外観を作るときに欠かせないのが、エクステリアのデザインです。
シンボルツリーや植物を植えて、エクステリア部分にもナチュラルさを取り入れましょう。
ナチュラルテイストと相性がいいのは、芝生やレンガ、石畳などの自然を感じる素材です。
自然素材の外壁と同じように、経年変化を楽しめます。
また、シンボルツリーを植えるのなら、くすんだ緑色の葉が特徴の「シマトネリコ」や、初夏にかわいらしい赤い実をつける「ジューンベリー」がおすすめ。
葉の広がりが少ない品種を選ぶのがポイントです。
シンボルツリーの選び方はこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
>新築におすすめのシンボルツリーは?知っておきたい木の知識とあわせて解説
ナチュラルテイストが根強い人気を誇る理由が、おわかりいただけたと思います。
外観でナチュラルさを表現するために大切なのは、自然素材を使うことです。
ただし自然素材は建築費用が高くなりやすいので、自然素材にこだわりすぎると予算を大幅にオーバーしてしまう心配があります。
すべてを自然素材にしなくても、デザイン次第でナチュラルさは表現できます。
住宅会社と相談しながら、どの部分に自然素材を取り入れるのか考えてみてくださいね。
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