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【写真付き】インダストリアル・ブルックリンスタイルのお家5選

【写真付き】インダストリアル・ブルックリンスタイルのお家5選
BROOKLYN CUBE(株式会社 山築)
2021.08.29

家づくりを考え始めたとき、最初に決めなければならないのは「お家全体のテイスト」です。

お家全体のテイストが決まらなければ、外観や、それぞれのお部屋のインテリアも決められないからです。

和風や洋風から、シンプルやヴィンテージまで、最近はいろいろなテイストのお家があります。どのお家も魅力的で、テイストがなかなか決められない方も多いかもしれません。

そこで今回は、インダストリアル・ブルックリンスタイルのお家の魅力を、たくさんの写真付きで紹介します。

インダストリアルは「工業的」の意味で、コンクリートや金属などの無機質なアイテムを多様するスタイルです。

ブルックリンスタイルはニューヨークのブルックリン区でよく見られるスタイルで、インダストリアルスタイル同様、むき出し感のアイテムが活躍します。

「程よい無骨さ」が魅力のインダストリアル・ブルックリンスタイルのお家は、どんな内装なのか、写真付きで紹介します。

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吹き抜けのあるインダストリアルの家(H.FACTORY/株式会社 橋本技建)

最初に紹介するのは、真っ赤なポストが目を引くこちらのお宅。

このポストのように、小物をうまく使うことで、インダストリアル・ブルックリンスタイルの雰囲気は一気に高まります。

キッチンカウンターにも、ブルックリンスタイルの定番アイテム「レンガ」を使用。

全面にレトロ調のレンガを使った、インパクトのあるインテリアです。

カメラをキッチン側に移し、LDK全体を撮影しました。レトロなデザインの黒い扉と吹き抜け階段が、明るい色味の中で輝きます。

2階の吹き抜け部分には、メタリックな柵を備え付けました。ブルックリンスタイルでは、この柵のような「無骨さ」が欠かせません。

スケルトン階段にあえて扉を設けなかったウォークインクローゼットなど、インテリアには「無骨さ」を追求しました。

BROOKLYN CUBE(株式会社 山築)

「BROOKLYN CUBE」がテーマのこちらのお宅。

工業的な金属素材でインダストリアルスタイルを、ヴィンテージ感の高い木の板でブルックリンスタイルを、それぞれ表現しています。

玄関扉やポストは、ブルックリンスタイルの物で統一しました。鮮やかな黄色のポストに、色鉛筆型の水道と、遊び心満載の外観です。

ベランダにも、遊び心としてオレンジの椅子を置きました。晴れた日は椅子に腰掛けて、お茶をするのも良いですね。

ブルックリンスタイルの特徴のひとつに、「異素材の掛け合わせ」があります。

こちらの木材多めのLDKの中にも、レンガのキッチンカウンターやデニムのソファなど、さまざまな素材を配置しました。

キッチンカウンターの内側は、レンガではなくタイル貼りです。

「お部屋のどこに立つか」で見える素材・景色がガラリと変わるのも、インダストリアル・ブルックリンスタイルの魅力です。

外観やLDKはかなり凝ったデザインだったので、洗面・脱衣場はシンプルにまとめました。

清潔感あふれる真っ白な壁と、爽やかな紺色の扉は脱衣場にピッタリです。

自由暮(株式会社モリタ装芸)

続いては、青とブラウンのコントラストが美しいこちらのお宅。

青とブラウンの組み合わせは、ファンションの世界では「アズーロ・エ・マローニ」と呼ばれ、スーツスタイルよく取り入れられます。

ファッションのスタイルを家づくりに取り入れた、遊び心あふれる外観です。

エクステリアだけでなく、インテリアも遊び心満載です。

レンガやタイルなどを組み合わせ、ブルックリンスタイル特有の「異素材の掛け合わせ」は踏襲しながらも、インテリアの大部分は木材が占めています。

ヴィンテージ風の木を採用することでブルックリンスタイルのテイストは崩さず、木材を多めに使い、西海岸風の雰囲気も取り入れています。

このような「テイストの掛け合わせ」も、家づくりの醍醐味です。

子どもたちが勉強に集中しやすいよう、勉強部屋はシンプルなインテリアにしました。

ただ、勉強中も兄弟や家族の気配を感じられるよう、壁には扉のない出入り口も設けています。

これからの時代は学校の勉強以上に、人とのコミュニケーションが重要になってくるでしょう。

家族との交流を通して、コミュニケーションを学んでほしいという親心の表れた内装です。

住まいのようなアトリエ。アトリエのような住まい(DETAIL HOME)

「住まいのようなアトリエ。アトリエのような住まい」がテーマのこちらのお宅。

「アトリエらしさ」を演出するには、程よい無骨さのあるインダストリアル・ブルックリンスタイルがピッタリです。

LDKの吹き抜け階段の上には「CREATIVE STATION」の文字が。アトリエスペースとなっている2階に、さっそく上がってみましょう。

階段を上がってすぐのお部屋には、インダストリアルスタイルの定番アイテム「鉄骨の柱」を作りました。

柱に造り付けた時計とむき出しのランプも目を引く、「これぞインダストリアル」というべき雰囲気です。

2階のもう1室は、まさにアトリエです。

造り付けの大きなL字デスク、手元を照らすスタンドライト、セメントの洗面台の揃った、味わい深い作業スペースとして仕上げました。

作業がしやすいよう、デスク前には自然光のたっぷり入る窓を設置。疲れたときに外の景色を眺められるのもポイントです。

白のウッド調クロスと、アイアン棚でアメリカンヴィンテージスタイル(株式会社アンドクリエイト)

最後に紹介するのは、全体的にシンプル・ナチュラルなインテリアの中に、インダストリアル・ブルックリンスタイルをさりげなく取り入れたお宅です。

照明のスイッチはレバー式にし、無機質で無骨なデザインにしました。

このように、他のテイストのアクセントとしてブルックリンスタイルを取り入れるのもおすすめです。

洗面・脱衣場はインダストリアル・ブルックリンのテイストを強めに入れました。

マットな質感・暗い色味の洗面台と、光沢間のある真っ白なタイルで、異素材の掛け合わせを表現しています。

インダストリアル・ブルックリンスタイルのお家では、家具の「素材感」も重要

インダストリアル・ブルックリンスタイルのお家では、レンガや金属、コンクリートなどの「異素材の掛け合わせ」が映えます。

異素材の掛け合わせは床板や壁材だけでなく、家具にも取り入れられます。布地のソファや無垢のテーブルなどは、インダストリアル・ブルックリンスタイルと相性抜群です。

本記事を読んでインダストリアル・ブルックリンスタイルが気になった方は、モデルハウスや住宅展示場に行ってみて、実際のお家も見てみてください。

モックハウスマガジンでは、他のテイストのお家も写真付きで紹介しています。インダストリアル・ブルックリンスタイル以外のテイストも気になる方は、ぜひご覧ください。

この記事を書いたひと
モックハウスマガジン編集部
モックハウスマガジン編集部

モックハウスマガジンの編集部員。
家づくりの気になる疑問や、知ってほしい情報を日々お届けしています。

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