新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
結婚や出産を機に、家づくりを考える人は多いでしょう。家族の人数やライフスタイルを考えながら、どんな家を建てようかイメージする時間は、とっても楽しいですよね。
そんな家づくりの中でも特に楽しいのが、デザインを考える時間です。
雑誌やインターネットで施工事例を見たり、住宅展示場やモデルハウスを実際に見に行ったりして、デザインのイメージが固まりつつある人も多いでしょう。
そこで今回は、家づくりでぜひチェックしておきたい、10種類のデザインを紹介します。それぞれのデザインの魅力を、新潟県での施工事例付きでお伝えします。家のデザインは地域で変わるというより、好みで変わるものなので、新潟県外の方にとっても参考になる内容です。
どんな家を建てたいかイメージしたり、家族で話し合ったりするときに、ぜひお役立てください。
最初に紹介する新築のデザインは「シンプル・ナチュラル系」です。
内装そのものの主張が少なく、家具や小物などのインテリアを引き立てやすいデザインです。
「シンプル・イズ・ベスト」という言葉もあるように、使い勝手が良く、どんな人にとっても落ち着く内装に仕上げられます。
ただ、インテリアをうまく考えられないと、殺風景な印象や野暮ったい印象を与えてしまうかもしれません。
白が多めの内装なら家具の色を濃くしたり、木目の多いナチュラルテイストなら、家具のデザインもナチュラルなものに統一したりするといいでしょう。
モダンとは、「現代的」「当世風」という意味で、簡単にいえば「今っぽくておしゃれ」ということです。
新築をモダンなデザインにするなら、床板や壁紙にダークブラウンや黒に近いグレーを使い、シックな印象を目指すといいでしょう。
白や淡いグレー・濃いグレーを使い分け、モノトーンで統一するのもオススメです。
そのうえで、「畳×洋風壁紙」のように、異なるテイストを掛け合わせるのもいいでしょう。
「ヴィンテージ」は本来ワインに使う言葉で、「年代物で価値があるもの」という意味です。
もともとヴィンテージ(風)の家具や小物、ファッションなどが好きな人にオススメできます。
家全体をシックな雰囲気に統一すると、並べたインテリアが映えるでしょう。
具体的には壁紙をモノトーンで統一したり、床板にダークブラウンや木目のハッキリしたものを選んだりすると、ヴィンテージな雰囲気が出ます。
デザインとは少し違いますが、「自然素材」のお家も人気のスタイルです。
なるべく余計な加工を施さず、自然の良さを活かした素材で家を建てれば、落ち着いた暮らしができるでしょう。
自然素材を使った家は、最初に紹介した「シンプル・ナチュラル」に近い雰囲気に仕上がります。
家具も自然素材のもの、ナチュラルテイストのもので統一すると、家全体がやわらかな印象になるでしょう。
自然素材には「無垢材」のような、経年変化により色合いや質感の深みが増すものもあります。
家族と一緒に育ち、落ち着いた印象になっていくのも、自然素材の魅力です。
次に紹介する新築のデザインは「インダストリアル・ブルックリンスタイル」です。
インダストリアルは「工業的」という意味で、無機質な印象や剥き出し感のあるインテリアを指します。
ブルックリンスタイルは、ニューヨークのブルックリン区でよく見られるため名付けられたスタイルです。
アンティークレンガやコンクリート、古材などを使い、インテリアやエクステリアを仕上げます。
イームズチェアに代表されるミッドセンチュリー系のインテリアと同様に、異なる素材を掛け合わせたり、無機質感のある素材の中であたたかみのある古い木材を使ったりと、素材同士の組み合わせ方がポイントとなるスタイルです。
「ラグジュアリー」は直訳で「贅沢な」「豪華な」という意味です。
ラグジュアリーと聞いて、高級ホテルを思い浮かべる人も多いでしょう。
ホテルライクな家での暮らしに憧れる人には、ラグジュアリーなインテリアがオススメです。
こだわり抜いた家具を少しだけ置いたり、モダンやアンティークを意識して内装をデザインしたりすると、ラグジュアリーな雰囲気をつくれるでしょう。
7番目に紹介する新築のデザインは「和風・和モダン」です。
多くの日本人にとって、和の要素がある家は落ち着くものです。
日本で暮らす海外出身の方にも、和のテイストが好きな方は多いでしょう。
家を新築するなら、思い切り和風に仕上げた和室が1つや2つあってもいいかもしれません。
休日に畳で寝そべったり、親戚や両親を和室に通したりと、あると便利なのが和室です。
リビングの一画に畳スペースを設けたり、和室の壁紙を洋風のものにしたりといった和モダンもオススメです。
家族の性格やライフスタイルに合わせて、和のデザインを取り入れてみましょう。
8番目に紹介する新築のデザインは「北欧風」です。
ちなみに、北欧とは北ヨーロッパのことで、具体的には「デンマーク」「スウェーデン」「ノルウェー」「フィンランド」「アイスランド」などを指すことが多いです。
日本でも有名な「IKEA」など、白やナチュラルカラーなどの明るく落ち着きのある色を多用し、あたたかみのある木材を使う北欧風インテリアは、日本人好みのインテリアといえるでしょう。
照明器具を低めに吊るしたり、電球色のライトや間接照明を使ってあたたかみのある光で空間を満たしたりすると、一気に北欧風のデザインに近付きます。
9番目に紹介する新築のデザインは「南欧風」です。
南欧とは南ヨーロッパのことで、イタリアやポルトガル、スペインなどを指します。
南欧風のデザインでは、白や淡いベージュなどの明るい色を多用します。
床板はブラウンを使うことも多いですが、少し明るめの色合いで、木目のあたたかな雰囲気のものを選ぶと、部屋全体が南欧風のデザインに近付くでしょう。
玄関扉を重厚感のある木のドアにしたり、壁を白の塗り壁にしたりするのが南欧風デザインの基本です。
ほかにも、外観や内装に明るい色のタイルを使ったり、屋根を白や赤系の瓦にしたりするのもいいでしょう。
南欧風の施工事例は、こちらでたくさん紹介しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
最後に紹介する新築のデザインは「西海岸風」です。
カリフォルニア州のビーチ沿いに建ち並ぶ家をイメージしたのが、西海岸風のデザインです。
白やベージュ、明るめのブラウンを多用することが多く、家全体が明るく爽やかな雰囲気になります。
デニム生地のソファや木目のハッキリした家具を置いて、カジュアルな印象を強めるのもいいでしょう。
西海岸風は「ビーチ沿いの家」を意識したデザインなので、沿岸部に家を新築する人には特にオススメできます。例えば新潟市西区の小針浜沿いには、西海岸風の住宅やお店が立ち並んでいます。
スカイラインも近いですし、ドライブがてら見学するのもオススメです。
家を新築するときは、間取りや土地などの「便利さ」に関わる部分に目が向きがちです。
しかし、家全体をどんなデザインにするかも、同じくらい大切です。
好みに合ったデザインの家でなら、毎日の生活がもっと楽しくなるでしょう。
家をきれいに保ちたい気持ちがわき上がり、整理整頓や掃除にも力が入ります。
仕事や学校から帰ってくるときも、気持ちが少しワクワクするかもしれません。
家のデザインを考えるときに大切なのは、「たくさんの施工事例を見ること」と「家族でしっかり相談すること」です。
まずは、インターネットや住宅展示場で、さまざまなテイスト・デザインの家を見てみましょう。
いろいろな家を見ながら、どんな家を建てたいのか、家族で希望を出し合います。
これから家づくりを始めようという方、デザインに迷っている方は、たくさんの施工事例を見て、理想のお家のイメージを膨らませてみてください。
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