リビングの広さや間取りはどうやって決める?新築時に考えること
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リビングの広さや間取りはどうやって決める?新築時に考えること

2021.04.28

生活の大半を過ごす家の中でも、リビングは特に長い時間を過ごす場所です。リビングは家族全員が集まる部屋なので、十分な広さがあり、家族それぞれにとって居心地の良い空間に仕上げたいですね。

とはいえ、リビングを広くしすぎてほかの部屋が窮屈になっても困ります。どんなリビングが使いやすいのかは、家族のライフスタイルや土地の条件によっても変わってきます。

そこで今回は、家を新築するとき、リビングをどう設計したらいいのかをお伝えします。間取りや広さの考え方から、リビングで使う照明の選び方まで、徹底的に解説します。家づくりが楽しくなる「リビング作りのアイデア集」も写真付きで紹介するので、気になるものがないか、ぜひ探してみてください。

LDKと独立型のリビング、オススメなのは?

新築のリビングについて考えるとき、最も重要といっても過言ではないのが「LDKにするか、リビングを独立させるか」です。

近頃は、キッチンダイニングとリビングを一体にした「LDK」に人気が集まっています。LDKなら家事や料理をしながらでも、家族とのコミュニケーションが取りやすいです。特に、ダイニング・リビングに対面するようにキッチンカウンターを設置する「カウンターキッチン」なら、子どもの様子を見ながら家事ができます。

一方で、LDKには「料理の臭いがリビングに残る」「食事とほかの時間の境目が曖昧になりやすい」などのデメリットもあります。臭いが残るのが嫌な人、生活にメリハリをつけたい人には、独立型のリビングがオススメです。

リビングの間取りは?家のどこに配置する?

家を新築するときは、家のどこにどんな部屋を配置するのか、間取りにも気を配りたいです。新築の間取りを考えるときは、家族の動き、「動線」を意識しましょう。動線には「生活動線」「家事動線」の2種類があります。

生活動線とは、「寝室から洗面室まで行って顔を洗い、リビング(ダイニング)で食事を取る」のような、生活するうえでの移動経路のことです。家事動線とは、「食器を洗ってから洗濯物を干しにいく」のような、家事をするときの一連の動きを指します。

生活動線と家事動線が重ならないように間取りを作ると、家の中での動きがスムーズになるでしょう。家事動線を考えるときは「お鍋を火にかけている間に物干しを済ませる」「洗濯機を回している間に料理の下ごしらえをする」といった一連の動きを意識すると、家事効率の良い家を建てられます。

また、日中の日当たりや採光も休日にゆっくりとくつろげるリビングづくりには重要な要素です。方角や窓の位置もしっかり検討しましょう。

リビングはどのくらいの広さだとベスト?

リビングは家族全員が集まる、生活の中心となる部屋です。新生活が始まってから「リビングが窮屈だな…」と後悔しないよう、家を新築するときは、リビングの広さもよく考えましょう。

リビングの広さは、夫婦2人で暮らすなら10畳ほど、子どもが2人以内なら15畳ほどが目安です。子どもが3人以上いる世帯や、二世帯住宅なら、リビングが20畳ほどあってもいいでしょう。

とはいえ、リビングをどのくらい広くするのかは、敷地面積や部屋数にもよります。まずは住宅展示場で「何畳だとどのくらい広いと感じるのか」を体感してみるのがオススメです。本格的な設計をするときは、家族構成やその後のライフプランを工務店に伝え、よく相談しましょう。

リビングの照明はどうする?

家を新築するとき、見落としがちなのが「照明」です。明かりの色合いを取っても、空間の照らし方を取っても、照明にはさまざまな種類があります。

リビングの照明には、白い光よりも暖色系の光がオススメです。リビングで明かりをつけるのは主に夜、家族で食事を取ったりくつろいだりするときでしょう。暖色系の光には、私たちの脳をリラックスさせる効果があります。家族団らんのゆったりとした時間を過ごすにも、その後就寝することを考えても、リビングには暖色系の明かりがベストです。

また、リビングの照明というと、部屋全体を明るく照らす「シーリングライト」を思い浮かべる人が多いでしょう。シーリングライトはたしかに使い勝手が良いですが、「ダウンライト+間接照明」もオススメです。

間接照明で部屋全体をやわらかな光で満たし、ダウンライトで「テーブルの上」や「キッチンカウンター」などの明かりが欲しい場所をピンポイントで照せば、落ち着いた雰囲気と使い勝手の良さを両立できます。

明かりの色合いは電球を交換すれば変えることもできますが、空間の照らし方はそうもいきません。どんな照明を、どう配置するのかは、家を新築するときによく考えましょう。

工夫の詰まった人気リビング3選を写真付きで紹介!

リビングと一口に言っても、今はいろいろなデザイン、間取りのものがあります。ちょっとした工夫やアイデアを取り入れることで、家づくりはもっと楽しくなり、より快適に過ごせるリビングを作れるでしょう。

最後に、近年人気を集めているリビングのデザイン事例を、写真付きで紹介します。気になるものがあれば、「こんなリビングを作りたいんだけど…」と、工務店に写真を見せて相談してみましょう。

2階リビングのメリットと注意点

「リビングは1階にあるもの」とイメージする人は多いでしょう。しかし最近では、2階リビングの新築も増えています。

リビングを2階に配置すれば、人目を気にせず、いつでもカーテンを全開にできます。バルコニーを隣接させ、晴れた日は外でランチやお茶をするのもオススメです。

ただ、2階にリビングを設けると、階段の上り下りが増えるでしょう。リビングを2階に配置したことで、キッチンや浴室などの水回りも2階に固めることになり、水回りの施工費が高くなることもあります。

2階リビングの魅力や、新築するときに気を付けたいことは、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。2階リビングに興味のある方、検討している方はぜひお読みください。

リビングを吹き抜けにするメリットと注意点

2階リビング同様、リビングを吹き抜けにする家庭も増えつつあります。リビングが吹き抜けだと、どんなメリットがあるのでしょうか。

吹き抜けのリビングには、何と言っても開放感があります。天井が高くなった分、空間が広くなるのはもちろん、外からの明かりも入りやすくなるからです。吹き抜け部分の壁に明かり取りの窓を作ったり、2階リビングの天井を吹き抜けにして天窓をつけたりすれば、リビングの奥まで陽が入ります。

ただし、空間が広くなる分、空調効率は悪くなるでしょう。特に、暖かい空気は冷たい空気より重いので、天井付近に溜まってしまいます。

新潟の冬は長く厳しいです。工務店と相談し、シーリングファンを付けたり、床暖房にしたりといった工夫をしましょう。

階段をリビングに配置するメリットと注意点

リビングを2階に配置したり吹き抜けにしたりする場合、階段をリビングに設置することも多いです。

家を新築する際、意外と重要なのが階段の設置場所です。階段をどこに、どのように設置するかで、空調効率や家族のコミュニケーションも変わってきます。

例えば、吹き抜けのリビングにスケルトン階段を設置すれば、おしゃれなお部屋ができるでしょう。しかし、リビングが階段から続く廊下やほかの部屋とつながるため、空調効率は悪くなります。空調効率を重視するなら、階段室を作り、リビングと階段の間に扉を設けるといいでしょう。

リビングの中に階段を設置したり、隣接させたりすることには、家族のコミュニケーションを増やす効果もあります。外出時や帰宅時、お風呂や自室に移動するときなど、階段は家の中でもよく通る場所です。リビングを通らなければ階段を使えないような間取りなら、家族が顔を合わせる機会も自然と増えるでしょう。

家族のライフスタイルに合ったリビングを作ろう!

リビングは家族みんなが集い、食事や会話をする大切な場所です。家を新築するときは、家族のライフスタイルや立地条件を考えながら、快適に過ごせるリビングを設計しましょう。

例えば狭小地に家を建てるなら、開放感のある2階リビング吹き抜けリビングがオススメです。子どもの成長とともに、家族のコミュニケーションが減らないか心配なら、リビングの近くに階段を設置するといいでしょう。

ほかにも、食事はどんな風に取るのか、生活動線や家事動線はどう作るのかなど、考えるべきことはたくさんあります。
工務店に間取りやリビングの設計について相談するときは、家族のライフスタイルや要望をまとめておくとスムーズですよ。

この記事を書いたひと
モックハウスマガジン編集部
モックハウスマガジン編集部

モックハウスマガジンの編集部員。
家づくりの気になる疑問や、知ってほしい情報を日々お届けしています。

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