新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
せっかくパントリーを作るのなら、使い勝手のいいものにしたいですよね。
使いやすいパントリーにするためには、収納物や収納量、ライフスタイルから自分に合わせたパントリーを作ることが大切です。
そこで本記事では、パントリーの種類と特徴をはじめ、新築で取り入れるときの注意点も説明していきます。
パントリーを作りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
パントリーには、クローゼットのようにいろいろな種類があります。
収納物や収納量、ライフスタイルによってどのタイプが使いやすいのか考えてみましょう。
壁付けタイプのパントリーは、壁面クローゼットのように壁の一部を活用するパントリーです。
設置面積があまり必要なくデッドスペースもうまれにくいので、パントリーにあまり面積を割けない住宅にも設置できます。
キッチン背面やキッチン横に設置すれば、調理に必要な食材や道具をすぐに取り出せるのもうれしいポイントです。
パントリーを1つの空間として独立させるのが、ウォークインタイプのパントリーです。
壁付けタイプよりも収納量を確保できるので、食品だけではなくキッチン家電や食器類を収めることや、冷凍庫の設置もできます。
パントリーを個室にする場合はにおいと湿気がこもりやすいので、においと湿気対策が必須です。
ウォークスルータイプのパントリーには入口と出口があり、パントリー内を通り抜けできます。
ウォークスルータイプのポイントは、設置場所の工夫次第で家事動線がグッと短くなること。
玄関とキッチンの間にパントリーを作れば、買い出し後の収納がスムーズになります。
食品や家電の保管庫として便利なパントリーですが、使い方や動線を考えて作らなければせっかくの収納スペースが無駄になってしまいます。
パントリーをしっかりと活用するためにも、プランニングの前に注意点を確認しておきましょう。
収納物や収納量によって、パントリーに必要な広さや奥行きが異なります。
パントリーの種類や広さを決めるときには、必ず収納物と収納量も一緒に考えておきましょう。
たとえば飲料や食品のストックのみならば、奥行き30〜40cmの浅型の壁付けタイプでも十分収納できますが、調理家電を収納する場合は壁付けタイプでも40〜45cmほどの奥行きが必要です。
収納物の大きさによって、棚に必要な奥行きが異なり、奥行き1つでパントリーの使いやすさも変わってきます。
パントリーを作ってから収納物と収納量を決めるのではなく、収納物と収納量からパントリーの種類と広さを考えましょう。
さまざまな食材をしまうパントリーは、湿気やにおいがとてもこもりやすい場所です。
とくに個室のウォークインタイプ、ウォークスルータイプのパントリーにする場合は、湿気・におい対策を考えておく必要があります。
パントリー内に小窓や換気扇を設けたり、壁紙には珪藻土壁紙を選んだりと、調湿性と消臭のある設備や内装材を選択しましょう。
パントリーを作るときには、「買い出しから片付け」「食材の用意から調理中の移動」などの家事動線を意識することが大切です。
たとえばパントリーを次の場所に設置すると、家事動線がとてもシンプルになります。
1番家事動線がシンプルで使い勝手がいいのが、キッチン背面のパントリーです。
壁付けタイプになるので収納力は低くなりますが、必要なものをすぐに取り出すことができます。
また、玄関横にウォークインタイプやウォークスルータイプのパントリーを作れば、買い出し後の片付けと調理がスムーズに。
重たい荷物をキッチン内まで運ぶ手間が省けます。
そしてウォークスルータイプのパントリーを作るのなら、キッチンと洗面室をパントリーでつなげる間取りもおすすめです。
キッチン、パントリー、洗面室を回遊できるようになり、家事動線がグッと短くなります。
パントリーにタオルや洗剤などもしまっておけば、洗面室の収納が不要になり、その分空間を広く使えるのもポイントです。
パントリーを作るときに見落としがちなのが、照明とコンセントです。
ウォークインタイプまたはウォークスルータイプのパントリーは棚奥の物を探すときや夜間には見えづらいので、必ず照明を設置しましょう。
冷凍庫や家電を設置できるように、コンセントもあると便利です。
食材や調理家電をしまえるパントリーは、収納場所として便利なスペースですが、種類や広さ、間取りなどをしっかりと計画しておかなければ活用しきれないこともあります。
使い勝手のいいパントリーを作るためには、設計段階で収納物や収納量、実際に家事をするイメージをしておくことが大切です。
住宅会社と相談しながら、自分が使いやすいパントリーを考えてみてくださいね。
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