新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
アウトドアブームやおうち時間の増加などの影響で、「土間リビング」を取り入れる方が増えています。
土間はおしゃれで使い勝手のいいスペースですが、土間ならではのデメリットもいくつかあり、取り入れるときにはデメリットを解消する工夫が必要です。
そこで本記事では、土間リビングで後悔しないために気を付けるポイントをお伝えしていきます。土間リビングを取り入れるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
土間リビングの魅力は、見た目がおしゃれなだけではありません。
など、さまざまな魅力があります。
たとえば、収納場所に困るキャンプ用品をインテリアのように飾ったり、ベビーカーや三輪車を置いたりして「シューズクローク」のような使い方もできます。
地面はコンクリートやモルタルなどの硬い素材なので、傷つく心配もありません。
また、お子さんやペットの遊び場やサンルーム、来客時に対応する「多目的スペース」として利用することもできます。
土間“リビング”と呼ばれていますが、家族構成やライフスタイルによってさまざまな使い方ができるのが土間リビングの魅力です。
収納場所や多目的スペースなど、さまざまな使い方ができる土間リビングですが、取り入れたことを後悔したという声もあります。
なぜ後悔してしまうのでしょうか?
土間リビングでよくある後悔ポイントを見てみましょう。
土間リビングでよくある後悔ポイントが、床が冷たいという点です。
モルタル・コンクリート・タイル・天然石などの硬くて熱伝導率の高い素材が使われます。
どの素材もひんやりとして夏場は気持ちいいのですが、冬には地面の冷たさがそのまま床に出てしまいます。
土間リビングは土足が前提なので、ほかの部屋へ移動するときには毎回靴を着脱しなければなりません。
「靴を脱ぎ履きするだけ」と思うかもしれませんが、料理の配膳やトイレなど、ちょっとした移動のために毎回靴の着脱が必要になるのは、意外と面倒なものです。
ストレスなく土間リビングを取り入れるためには、土間を通らずにLDKを移動できるようにするなど、プランニング段階で生活・家事動線をしっかり考えておく必要があります。
せっかく土間リビングを取り入れても、結局活用せず、物置になっていることも少なくありません。注文住宅を建てた段階では活用していても、お子さんの成長やライフスタイルの変化で使わなくなったというケースもよくあります。
土間リビングを設けるときには、そのときだけではなく、少し先を見据えたライフスタイルをイメージしておくことが大切です。
メリットもあればデメリットもある土間リビングですが、デメリットを解消できるように工夫しておけば快適に過ごせます。
最後に、土間リビングのデメリットを解消する方法をお伝えします。
土間リビングの後悔点として「冬の寒さ」を挙げましたが、これは床暖房や薪ストーブの設置で解消できます。
どちらも導入コストはかかりますが、寒さ対策をしっかりとしておけば新潟の厳しい冬も快適に土間リビングで過ごせます。
そして暖房器具の中でも、とくにおすすめなのが「薪ストーブ」です。
薪ストーブは赤外線の輻射(ふくしゃ)熱で室内をむらなく暖められるので、冷たさが気になる土間リビングと相性ぴったり。
煤(すす)が落ちても汚れにくく、簡単に掃除できるのもうれしいポイントです。
土間リビングが冷える理由には、使用する床材の熱伝導率の高さが挙げられます。
冬の外気や地面の冷たさが、床材にも伝わってしまうのです。
このデメリットを解消するためには、床に断熱材を取り入れるのが効果的です。
床下の基礎部分からしっかりと断熱材を使用して、地面や外気の影響を受けにくい家にすれば、冬でも寒さ知らずになります。
おしゃれでさまざまな活用方法がある土間リビングですが、実はプランニングがとても難しいスペースでもあります。
快適に過ごすためには、長期的なプランニングと土間リビングのデメリットをカバーできる工夫を施さなければなりません。
土間リビングを検討している方は、まずは施工実績が豊富な住宅会社に相談してみてくださいね。
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