新築の天井高さはどう決める?メリットとデメリットから考えてみよう
2023.10.14
学校や昔の家で見かけることが多かった「スロップシンク」。
最近では家事効率を上げるために、スロップシンクを設置する方が増えてきました。
“何かを洗う”ときにあれば便利そうなスロップシンクですが、具体的にどんな活用方法があるのでしょうか。
本記事では、スロップシンクの活用方法とおすすめの設置場所を紹介していきます。
設置するときの注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
スロップシンクは「汚れた水(slop)」が語源になっているように、汚れ物を洗うための流し台です。
メーカーによっては「マルチシンク」「多目的流し」「掃除用シンク」と呼ばれることもあります。
洗面台のボウルよりも底が深く大きく作られているので、衣類はもちろん、靴や家電部品など、洗面台やキッチンシンクで洗いにくい汚れ物や大きな物を洗えます。
共働き家庭が増えて家事効率が重視されるようになった近年、家事を助けるアイテムとして住宅に取り入れられることが増えてきました。
スロップシンクには、どんな活用方法があるのでしょうか?
おすすめの設置場所とともに紹介していきます。
まずは、スロップシンクの活用方法を見てみましょう。
活用方法を見てわかるように、スロップシンクの活用方法は何かを“洗う”ことがメインです。
シミや汚れが付いてしまった衣類や寝具を一晩つけ置きしておけば、翌日洗濯機に入れるだけなのでシミが落ちるまで手洗いする手間が省けます。
シンクの深さを活かして、洗面台では飛び散りが気になる汚れた靴や上履きも、水はねを心配せずバシャバシャ洗えるのもうれしいポイントです。
また、蛇口からお湯も出るようにしておけば、ペットのシャンプーもできます。
これまでは洗面台やお風呂、屋外で行っていた作業をスロップシンク内でできるので、とても家事効率が良くなります。
スロップシンクを住宅に取り入れた方は、次のような場所に設置しています。
この中でも圧倒的に設置されることが多いのが、洗面室またはランドリールームです。
衣類や寝具をつけ置きしてそのまま洗濯機に入れられるので、家事がグッと楽になります。
アウトドア用品や釣り道具のように、屋外で使う物を洗うためにスロップシンクを使う方は、屋外やガレージに設置するケースが多いです。
スロップシンクの設置場所を考えるときには、設置する「目的」から、どこにあれば便利なのかを考えてみてください。
スロップシンクを設置するときには、いくつか注意点もあります。
先ほどもお伝えしたように、スロップシンクを設置するときには目的を明確にしておくことが大切です。
室内で使うのか、それとも屋外で使うのかによっても、設置場所やシンクの形状、蛇口の種類が異なります。
使用目的を考えず「あると便利そうだから」という理由だけで設置すると、せっかく設置してもうまく活用できません。
スロップシンクを取り入れるときには、使用目的を必ず明確にしておきましょう。
スロップシンクの周辺には、耐水性の高い素材を選びましょう。
つけ置き洗いをしたり、汚れたものを洗ったりするスロップシンクは、いくら深さがあるといっても周囲に多少は水はねしてしまいます。
特に泥がついたものや汚れた靴、子どもの習字道具や絵具セットを洗うときには、壁や床への飛び散りや色移りが心配です。
スロップシンクの周辺には、プラスチックタイルやフロアタイルのように、サッと拭くだけで汚れを拭きとれる耐水性の高い素材を選びましょう。
スロップシンクの設置で悩む方の中には、「見た目が嫌だ」「存在感が気になる」など“デザイン面”を気にする方がとても多いです。
ビジュアル面が心配なスロップシンクも、室内のテイストに合わせた形状や水栓を選べばおしゃれに見せることができます。
最近ではスクエア型や卵型など、デザイン性を重視したスロップシンクも増えてきたので、見た目で選ぶのもポイントです。
ただし、シンクの形状によっては「つけ置き洗いができる」というメリットを活かせなくなる心配があるので、使いやすさも忘れずにチェックしましょう。
衣類や寝具のつけ置き洗いや、汚れ物をジャバジャバと洗えるスロップシンクは、自宅にあるととても便利です。
SNSでも「設置してよかった」「採用して大正解」など、良い口コミが多くあります。
しかしスロップシンクの設置にはスペースも必要ですし、もちろん費用もかかります。
スロップシンクを取り入れるときには「便利らしいから」の理由で設置するのではなく、必ず使用目的を明確にしておきましょう。
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