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注文住宅における「和室づくり」のポイント! 使い方や施工事例も

注文住宅における「和室づくり」のポイント! 使い方や施工事例も
高級旅館をイメージした本格和風住宅(クーディーホーム【アスカ創建】)
2023.02.28

注文住宅を設計するとき、たびたび見かける相談が「和室」です。フローリングの部屋が主流になっている昨今で、畳張りの和室は意外とニーズが高く、さまざまな目的・用途で使われます。

そこで本記事では、注文住宅における「和室」について解説します。和室で悩みがちなポイントや、メリット・デメリット、Mockhouseに掲載している施工事例なども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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みんなが悩む「和室づくりのポイント」とは?

洋風住宅が完全に主流となっている昨今、「和室づくり」と聞くと、どんな部屋にしたらいいのかまったく想像がつかないという声もときどき耳にします。まずは、注文住宅における和室づくりのポイントをみていきましょう。

和室づくりは思った以上に自由でいい

みなさんが持つ和室のイメージは、どのようなものでしょうか。長方形の畳をパズルのように並べ、ちゃぶ台と障子戸がある、そんな一昔前の間取りを思い浮かべる人もいると思います。

現在、注文住宅における和室の間取りは、一般で思われているよりもずっと自由です。間取りだけでなく用途もさまざまで、そこで暮らす家族それぞれの使い道があります。

セカンドリビングとしての和室

とはいえ、急に”自由”と言われても、戸惑ってしまう人も多いかもしれません。近年では「セカンドリビング」としての使い道が多く、来客時のみ開放したり、椅子やソファーがあるリビングでゆっくり足を伸ばせるスペースとして使ったりといったシーンがあります。

独立型

ほかの部屋から隔離され、ひとつの部屋となっている間取りが「独立型」です。壁や戸で仕切られています。来客時にお客さんを招き入れたり、両親が遊びにきて泊まりに来たときなどに開放するといった使い方を多く見かけます。

従って、親を引き取ったり、子どもが時々帰ってきたりなど、将来の家族構成なども想定して設計したパターンが独立型です。

連続型

「連続型」は、ほかの部屋と繋がっていて気軽に行き来できるような間取りです。最近は、リビングと地続きで小上がりにしてしまうケースも増えました。

食事を終えた家族がゆっくり足を伸ばしたり、休日にごろ寝したり、子どもが遊んだりなど、フレキシブルに使えます。ほかには、「フローリングリビングでいいけど、仏間も欲しいな」といったケースで提案することもあります。畳の間取りに仏壇を置くと収まりも良いですね。

 

小林 紘大
小林 紘大

和室は用途・間取りともに自由な発想で作っていいと思います。定義が曖昧だからこそ、どんな使い方をしたいのかを事前に決めておき、住宅会社や設計士とのヒアリング時に、「どんなふうに過ごすか?」などを、明確に答えられるようにしておきましょう。

和室を設けるメリット

自宅に和室を設けておくメリットは、おもに次の2つが考えられます。

適度にちょうどいいフレキシブルスペース

ひとつ目は、ちょっとした「自由スペース」として使える点です。フローリングの部屋でも良いのですが、畳張りの小部屋・省スペースだからこその使い方も色々あります。

例えば外から取り込んできた洗濯物を広げ、のんびり畳んだり、子どもと一緒に遊んだり、ホっと一息ついたりなどです。

来客時は、そのまま和室に通すこともできます。普段はそこまで使わない場所なので綺麗に整頓されているため、私生活の様子が思いっきり出てしまっているリビングに通す必要がなくなります。

和室のデメリット

メリットの反面、デメリットもあります。

床面積が増えるぶんだけコストがかかる

和室を設けるための床面積が増えるぶん、建築コストがかかってしまいます。キッチンや寝室などはもちろんですが、フローリングのリビングスペースを犠牲にしてまで和室を設けようと考える人は少ないでしょう。「和室も作ろう」と考えたときから、そのぶんの床面積は考慮しておかなければなりません。

畳を張り替えたり、定期的な掃除をしたりといった日々のメンテナンスコストもかかっています。近年では樹脂畳も増えてきましたが、い草畳も魅力的です。

和室の施工事例4つ

ここからは、Mockhouseに掲載されている施工事例から、和室を採用した住宅を見ていきましょう。本記事では、4軒のお宅をピックアップしましたが、ほかにもまだまだたくさんあります。

高級旅館をイメージした本格和風住宅の実例写真(クーディーホーム【アスカ創建】)

連続型の和室です。クロスのトーンを落としたり照明を隠したりといった工夫がみられ、雰囲気もいいですね。花瓶が飾ってある床の間などもこだわりを感じる設計となっています。

どこにいても家族を感じられる住まいの実例写真(クーディーホーム【アスカ創建】)

こちらのお宅は、戸を締め切ることで独立型のようにも振る舞えるつくりになっています。あくまで連続型となりますが、自由な発想で間取りをつくってみましょう。

とんがり屋根とおお窓の家の実例写真(吉川不動産)

リビングの一角に設けた連続型の和室スペースです。畳数畳ぶんを使った小さなスペースですが、こういった設計もポピュラーでさまざまなアイデアがあります。小上がりの下には収納スペースもありますね。

経年変化とロケーションを楽しむ家の実例写真(株式会社ユースフルハウス)

こちらのお宅は、今回紹介した和室のなかでは最もデザインや空間がひとつなぎになっています。壁紙や畳のデザインまでなるべく統一し、空間全体が自然と馴染むようになっています。すのこ状の天井から差し込む光が心地よく、家族でのんびりくつろげる場所になっていますね。

和室をつくる「目的」をはっきりとさせておこう

今回は、注文住宅でつくる「和室」について紹介しました。洋式の住宅が増えてきた昨今でも、和室には一定のニーズがあり、さまざまな目的や用途でご依頼をいただくことがあります。家族のお茶を飲んでゆっくり過ごしたり、畳の香りだけでも癒やされたり、そのまま趣味の部屋にしたりといったケースもありますね。その一方で、建築コストやメンテナンスコストもかかるため、気軽に作れるものではありません。

ポイントは、和室をつくる目的をしっかりと考えることです。ごろ寝するだけなら、フローリングに敷物を敷くこともできます。最低でも4〜5畳程度のスペースを建築費用をかけてつくるべきか、よく検討してから決めるようにしましょう。

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