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職人さんへの差し入れはしたほうがいい? おすすめの差し入れや持っていくタイミングを紹介

職人さんへの差し入れはしたほうがいい? おすすめの差し入れや持っていくタイミングを紹介
2023.10.18

新築住宅を作っている最中の人にとって、マイホームが出来上がっていく様子を見ているのは、ワクワクするものですよね。ときどき現場に訪れ、職人さんたちや担当者と挨拶を交わしていると、完成が待ち遠しくなります。そうすると、連日さまざまな環境のなかで作業を行ってくれている職人さんたちに、何か差し入れを持っていくこともあるでしょう。

そこで本記事では、作業をしている職人さんたちに持っていく「差し入れ」をテーマにお話していきます。どんなものを持っていけばいいのか、渡すタイミングはいつがいいのかなど、具体例を交えながら解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を書いたひと
小林紘大
小林紘大

新潟市内の工務店で家づくりの実務経験を積んだ後にコウダイ企画室。としてフリーランス建築士として活動中。
「楽しい暮らしは自分でつくる」をモットーに新潟の家づくりを楽しく応援していています。

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工事中の「差し入れ」はどうしたらいい?

新築住宅を作っているとき、職人さんたちに持っていく差し入れは、どうしたらいいのでしょうか。人生のなかでもあまりない経験のため、悩んでしまうこともあるでしょう。まずは、差し入れの頻度やタイミングから見ていきます。

差し入れは施主次第

結論からいってしまうと、差し入れは施主次第ということになります。以前は、現場で作業をしている職人さんたちに差し入れを持っていくのは当たり前という風潮もありましたが、これといった決まりはなく、強制でもありません。

持っていくタイミングは?

もし差し入れを考えている場合、持っていくタイミングには注意しましょう。建築現場では1日に3回、休憩を取るのが一般的です。タイミングと休憩時間は次の3つ、タイマーをセットして割ときっちりとっています。

  • 10時~10時30分
  • 12時~13時までお昼休憩
  • 15時~15時30分

この中でおすすめのタイミングは1回目と3回目の小休憩の前です。一見、お昼休憩に持っていきたくなりますが、お昼はご飯を食べ、そのまま仮眠をとる職人さんも多いため、かえって休憩の妨げになってしまうケースもあります。

持っていく頻度は?

持っていく頻度は、週に1〜2回程度がおすすめです。毎日では職人さんたちも気を使ってしまうし、まったくないのも少し寂しい気がします。ときどき作業の様子を見に行ったり、担当者に相談しながら、できる範囲で実践してみてください。

職人さんに喜ばれる差し入れアイデア

ここからは、職人さんが喜ぶ差し入れの具体例を紹介します。さまざまな天候や環境のなかで、身体を使って作業している職人さんたちは、どんな差し入れを貰うと嬉しいのでしょうか。ぜひ、想像してみましょう。

個包装のお菓子

ひとつ目は「お菓子」です。コツはエネルギーになって、食べやすいもの。具体的には、個包装の煎餅などがおすすめです。

袋やカップに入っていて、開けたら食べ切らないといけないものや、手が汚れがちなチョコレートなどは、極力避けておくのが無難ですね。

ドリンク系

ふたつ目は「ドリンク類」です。冷暖房のない屋外で日々作業をしているため、水分補給は大切になってきます。夏は冷えたお茶やスポーツドリンク、冬は温かい飲み物が喜ばれます。

また、飲み物には種類がたくさんあるため、職人さんたちの好みを知っておくのも、おすすめのアイデアです。コーラなどの炭酸飲料が好きな人もいれば、コーヒーはブラックだけという人もいます。機会があれば、ぜひ職人さんの好きな飲み物を聞いてみてください。

 

小林 紘大
小林 紘大

建築士である私も、現場回りなどでよく職人さんに差し入れを持っていく機会があります。その場合、車に缶コーヒーを箱ごと積んでおいたり、夏場は大きなボトルのスポーツドリンクを箱ごと購入し、そのまま現場に持っていったりと、工夫していましたね。

食べ物(フード)系

3つ目は、「フード系」です。冒頭でも解説したように、食べ物系は少しコツが必要です。お昼休憩を狙って、おにぎりなどの主食系を用意したくなりますが、職人さんの中には、お弁当を持参していたり、車でランチを食べにいったりなど、それぞれの時間を過ごす人も多いです。

ここでのフード系とは、例えば冬場なら中華まんやコンビニのホットスナック(アメリカンドッグやフランクなど)、夏場はときどきアイスを持っていく人もいます。

箱に入ったアイスやかき氷系のアイスなどを近くのコンビニで購入し、食べながら職人さんとコミュニケーションを取るときもあります。

施主の個性が出る場合も

差し入れには、施主の個性が出る場合もあります。例えば、パン屋を営んでいる施主が朝焼いたパンを持っていったり、農家の施主がお米を手土産に渡したりといったパターンもあります。カットしたフルーツや、冷やした(温めた)おしぼり、保冷剤、ホットカイロなどもおすすめのアイデアです。

差し入れは気持ちが大切

今回は、現場に持っていくおすすめの差し入れについて紹介しました。

冒頭で解説した通り、差し入れは強制ではありませんが、家も人同士の関わり合いのなかで作っていくものです。差し入れがないからといって、クオリティに差が出ることはあってはいけませんが、職人さんたちも人である以上、やはり何か貰えば嬉しいと感じるものではないでしょうか。

また、差し入れを通じてコミュニケーションを取ることで、お互いに気持ち良く家づくりを進めることができるし、完成後のメンテナンスや修理も快く引き受けてくれるかもしれません。
「毎日の作業をありがとうございます」という感謝の気持を伝える絶好の機会です。ぜひ、自分なりの差し入れを考えてみてください。

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