新築でおすすめの設備は?予算オーバーしないためのポイントと合わせてチェック!
2023.10.15
こだわりの注文住宅を建てるのなら、庭にシンボルツリーを植えて、外構まで完璧にプランニングしたいですよね。
そこで本記事では、おすすめのシンボルツリーを木の種類別に紹介していきます。
シンボルツリーを植えるときに知っておきたい「木の知識」もお伝えしますので、シンボルツリー選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
シンボルツリーは、選ぶ品種によって葉の付き方や手入れの大変さが異なります。
植えたあとに後悔しないためには、木に関する最低限の知識を頭に入れておくことが大切です。
まずは、木の種類と特徴を見てみましょう。
秋から冬にかけて葉が落ちる「落葉樹」は、葉の色づきで季節の移り変わりを体感できることが魅力です。
けれど落ち葉の掃除が大変という、手入れ面での大変さがあります。
一方で常に葉が付いている「常緑樹」は、少しずつ葉が入れ替わるため掃除の手間がかかりません。
けれど見た目の変化は楽しめないので、飽きてしまうこともあるでしょう。
木の品種の中には、植えたときには小さな苗でも、たった数年で家の高さを超える大きさに育つ樹木もあります。
成長したときの大きさを考えずに植えると、隣家に木の枝や葉が侵入して近隣トラブルに発展することや、伐採が必要になることもあるので注意が必要です。
シンボルツリーの品種を選ぶときには、成長後の大きさを必ず調べておきましょう。
木の知識を簡単にお伝えしたので、ここからは常緑樹でおすすめのシンボルツリーを紹介していきます。
樹高:2m~
「シンボルツリーの定番」と言っても過言ではないオリーブ。
少しくすんだ葉の色や、葉のまばらさ、虫のつきにくさが人気の理由です。
霜や凍結に弱い品種ではありますが、新潟でも日当たりが良く水はけの良い場所に植えれば冬を越せるでしょう。
樹高:2m~
黄緑の葉が特徴のシマトネリコは、どのテイストの家にも合わせやすいことから最近人気を集めています。
温度変化には敏感ですが、春すぎには芽吹いて元の状態に戻るので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
樹高:3m~
まっすぐに木が伸びるソヨゴも、シマトネリコに次いで人気のシンボルツリーです。
雄(オス)と雌(メス)の木があり、雄の木は実を付けず、雌の木も近くに雄の木がなければ実をつけません。
赤い実と緑の葉のコントラストを楽しみたい方は、雄雌セットで植えましょう。
樹高:3m~
黒い樹皮とシャープな形の葉が特徴で、スタイリッシュな見た目のシラカシは、和風モダンな住宅やシンプルな住宅と相性ぴったりです。
冬の寒さや湿気にも強いので、新潟でも安心して育てられます。
樹高:2m~
フェイジョアは丸くてかわいらしい葉をつけるので、シンプルやナチュラル、北欧など洋風の住宅におすすめです。
成長してもそれほど背が高くならないので、庭に広さがない場合も植えられるのがポイント。夏には薄桃色のかわいらしい花を咲かせます。
落葉樹をシンボルツリーにするときにおすすめの品種を紹介します。
樹高:3m~
春先には白い花を、夏になるとブルーベリーに似た赤い実をつけるジュンベリーも、シンボルツリーで人気の品種です。
ジュンベリーは自家受粉するので、1本でも実をつくります。
丈夫で育てやすく、剪定いらずで、ガーデニング初心者にもおすすめの品種です。
樹高:3m~
自然樹形が美しく、グレーがかった樹皮に上品さを感じられるアオダモは、シンプルからモダンまで、さまざまなテイストの住宅に合わせられます。
1本でもしっかりと存在感があるので、あまり庭木を増やさず、適度に緑を取り入れたい方におすすめです。
樹高:3m~
アオハダは、細く、長く生えるのが特徴の樹木です。
庭木として植えても4mほどに成長するものもあり、シンボルツリーの存在感をしっかりと主張できます。
成長スピードはゆっくりですが、大きく育つこともあるので定期的な剪定が必要です。
樹高:3m~
夏前にはツバキに似た白い花を咲かせ、秋に紅葉するヒメシャラは、季節ごとに印象が変わるため、外構の変化を楽しみたい方におすすめです。
シンボルツリーとして住宅前に植えるときには、季節の変化で色が変わることも想定し、外観との色彩バランスを考えてから植えましょう。
樹高:3m~
イロハモミジはモミジを代表する品種で、春には新緑、秋には紅葉を楽しめます。
色の変化だけではなく、葉の形も樹形も美しいので、人の目に多く触れる玄関に植えるのがおすすめ。
ただし西日や直射日光に弱いので、玄関が西側にある場合は別の場所に植えましょう。
木にはさまざまな種類があるので、どの品種が住宅に合っているのかとても悩みますよね。
シンボルツリー選びで悩んだときには、木の特徴から選ぶのがおすすめです。
手入れの大変さ、見た目の変化、花や実の有無などから、どんなシンボルツリーが自分の住宅と相性がいいのか考えてみてくださいね。
2023.10.15