新潟市西区の注文住宅実例
寄り添う家、豊かな広がり
約26坪とコンパクトに納めた面積の中に、豊かな広がりを感じる住まい。 高い天井で視線が上へと抜け、高窓からも光が注ぐ、居心地のよいリビング・ダイニング。 2列型の造作キッチンは細かな収納の使い勝手とすっきりとしたデザインを備えて、立つことが楽しくなりそうな場所です。 ご夫婦二人の暮らしに必要なサイズを吟味して、その内に出来た、人に寄り添うような豊かな空間。 整った造りの中に、木やタイル、フロストガラスの照明の質感も加わり、どこか柔らかく、あたたかな雰囲気を感じる住まいです。 UA値0.27W/㎡Kの高断熱。床下エアコンを採用し、暖かく暮らす高い性能を備えています。
素材と色が心地よく調和する家
素材と色が心地よく調和する家敷地の広さは54坪。1Fには趣味室と寝室を配置した。収納スペースとして玄関には十分な広さのシュークローズを設置し、シューズ以外の収納も可能にした。趣味室には庭に繋がるデッキを配置し植栽を望める計画とし、7000枚ほどのレコードを収納できるレコード棚を設置。2Fには20帖のLDKを南側に配置。他、洗面室・浴室・WCを配置した。リビングとダイニングには外部に繋がるバルコニーを隣接させることで十分な採光と通風を確保した。キッチンにはオリジナルの食器棚を設置し、十分な広さのパントリーも隣接させ収納を確保した。狭くなりがちな洗面室は室内物干しができる広さを確保した。本棚やテレビカウンターなどオリジナルで製作し、建物の空間に溶け込むように計画した。
さまざまな質感が融け合う家
さまざまな質感が融け合う家敷地の広さは55坪。南側には2階建の建物があり、北側の隣地よりも敷地が1.5mほど高くなっている。設計条件として、バイクを室内から眺めることのできるビルトインガレージを設けることと、住宅密集地のためプライバシーを守ることが条件として挙げられた。1Fには、南側にビルトインガレージを計画しその上部を2Fからのバルコニーとして使用できるように計画。また寝室・ウォークインクローゼットと個室2室を配置した。玄関には十分な広さのシュークローズを設置し、ホールよりガレージのバイクが眺める計画とした。2Fの南側にはガレージの上部であるバルコニーを壁で囲い、LDKを隣接させプライバシーを守りながらも十分な採光と通風を確保した。またLDKの北側の天井を屋根勾配に合わせた傾斜天井にし、トップライトを設けることで北側の安定した日照を確保するとともに、開放感のある居住空間を計画した。
光と風が心地よく巡る家
光と風が心地よく巡る家敷地の広さは58坪、前面道路側には角田山まで田園が広がっている。2Fに角田山を一望できるLDKを設け、十分な光と風を採り入れることを計画した。1Fは、ビルトインガレージと趣味室、主寝室とウォークインクローゼットを配置。ガレージ内には外部収納を設置し、主寝室には6帖のウォークインクローゼット設け収納を確保。2Fには、24帖のLDKとワークスペース、サンルーム、水廻り、そして子供室を配置。ダイニングキッチンには食品庫とオリジナルのキッチンと食器収納を設置。リビングには、角田山を一望できる大きな開口部を設けた。ワークスペースには、大容量の本が収納できる本棚を設けた。洗面室には、衣類を収納できるスペースも確保。子供室は壁で仕切らず、引戸を採用しワンフロアーでの使用が可能。敷地の高低差を利用した階段の踊場から利用できる収納スペースも設置。
COURT HOUSE
ダークグリーンのガルバリウムと木製外壁に囲まれたコートハウス。周囲の目線を気にすることなく中庭が使えるプライベート空間。採光、通風も確保されたその空間の使い方は自由。リビングとダイニングから同じ高さでウッドデッキを施工したことで、より室内との一体感を感じることができる住まいに。コートハウスの中庭は住まう人のインテリアの一部となって自然環境を楽しめる。
クール&エレガントな住まい
クール&エレガントに包まれながらも暮らしにゆとりを与える住まいダークネイビーとウッドテイストのタイルに包まれ、中庭がアクセントを与えてくれる外観。 内装もモノトーンに統一された落ち着いた空間。その中でも生活にゆとりを与えてくれるアイデアが溢れた、 理想の住まい
小針の町家
【建築地】新潟市西区小針。数棟の賃貸住宅が解体され、5区画割りの分譲地からクライアントと共に選んだ敷地。もともとこの町に暮らすお隣さんがある唯一の区画です。南側道路に面する他区画より坪単価が抑えられていたため、西側道路の宿命でもある西日対策に対して費用分配もそれなりに検討できる。また、“町家”など日本的な要素が好きなクライアントの要望をイメージすると、“今風“の新築住宅と並ぶより既存の町に近い方が馴染むように考えたこともこの区画を選んだ際に考えたこと。敷地面積は43坪、間口8.1mという奥に長い敷地での計画です。【外部】三角の切妻屋根(北面は北斜制限により入母屋造)。建物正面に来る軒先、3尺オーバーハングした2F・外壁面に張られた格子によって、安定感のある横ラインと奥行きが感じられる様なファサードとしています。この格子は西日による劣化を防ぐため、外壁には直接張らず少し隙間を開けることで影をつくります。また、取付けピッチの違う窓面のルーバーは、室内への日射をコントロールするためのもの。夏の西日はなるべく遮り、冬は出来るだけ日射しを取り込めるように角度を調整しました。 駐車場とメインの窓の間の庭は眺める庭とし、四季が愉しめる様落葉樹中心の構成です。駐車場から玄関までは近い方が便利に決まっていますが、雨から守るポーチ屋根を大きくとり、庭木の間のアプローチを通ることが、気持ちを整える装置となる様に。 “家”にはセットで“緑”が必要だと思っています。人の時間と樹の時間、リズムの違った時間が流れる事で、日々の営みに奥行きが出るような気がするからです。 【内部】この家は6帖の居間、3帖の小間(和室)、4.5帖の食事室、4.5帖の台所という小さな空間が連続的につながる構成になっています。 計18帖(+α)になりますが、開放的とはとても言えない空間です。 クライアントの要望のひとつに「それぞれが好きな居場所にいることができる」というものがありました。「人と人との距離感」、「人とモノとの距離感」を慎重に考え、クランクを用いたり、段差や壁を設けて親密でありながらも感覚的な距離が生まれることを意図した結果です。 家族の在り方は、それぞれです。部屋の「カタチ」を考えることも大切ですが、コミュニケーションの取り方、距離感を考えることも大事だと思います。 居間のメインの窓は「アルミサッシの無機質な感じをなんとかしたい」という要望から、框が小さいFixの窓と、製作の木製建具(格子網戸)でサッシを隠しやすいすべり出し窓で構成しました。サイズ(H寸法)は、手持ちのソファのひじ掛けの高さから、空が見えるよう天井までの特寸サイズとしています。 小間は3帖と小さなスペースなので、細かいところまで意識や目が行き届いてしまいます。そこで、コストよりモ見た目を重視し木製サッシとしています。 また、居間に置かれるソファの背もたれを受けるために設けた壁を利用して、ちょっとした飾り棚になるよう考えました。床の間のように設え方を変えて、それぞれの季節感を楽しみます。隣接するダイニングとキッチンは、壁や天井の仕上げを変えて空間の雰囲気を調整しています。 ダイニングには折り上げ天井と白塗装仕上げによる杉板張りの壁。折り上げ天井に設けた格子は、2階水回り用の点検口を隠すためにひと工夫しています。 隣家の窓が近いため、外との関わりは光と風だけと割り切り、ダイニングの窓は天井付のカタガラスとしています。杉板の壁のプロポーションを優先してサイズを決めました。庇がついているので、小雨程度なら窓を開けられるようにしています。 【小さな居場所】LDKだけではなく、廊下なども利用していくつかの小さな居場所を設けています。 1F廊下 キッチンの真後ろにあるパネル壁の裏には本棚を設えました。 この本棚は、ファーストプレゼン後に追加でもらった要望に応えたもの。平角材の柱を使い、柱の奥行を利用したニッチ風の本棚です。限られたスペースの中で生み出せた苦肉の策でした(笑) 階段の踊り場 ちょっとした読書スペース。(正確には、本を選ぶためのスペース!?)2つのニッチは本棚として使います。段差に腰掛けたり、小さなイスを置いたり。子供たちは自然とうまく使ってくれているようです。 2F縁側 機能的には室内物干しスペースとして、書斎として使うのですが、狙いとしては、 ・寝室の空間に「奥行き」を与えるため ・道路(外界)と寝室の感覚的な「距離」を取るため という思いがありました。 無駄と思えるようなスペースが、豊かさにつながることが多々あります。 また、廊下-寝室-縁側-WICが回遊できる動線となっていることと、脱衣洗濯室とお風呂も2Fに上げているため、家事効率にも一役買ってくれています。 玄関に隣接する納戸 アウトドア好きの夫婦のための3帖の納戸。陣取り合戦(要望の優先順位をしっかりと!?)の末、何とか設けることが出来ました。このスペースを確保するためにお風呂に係る水回りを2Fに上げています。壁は合板仕上げとし、クギやビスが利くようになっています。 【コンセプト】 「形」をつくるのか、「空気」をつくるのか!? 普段から、モダンとか、洋風、和風といったスタイル(様式)に特にこだわってはいない。 ただ、ここが日本で自分が日本人であるのだから、“日本的”という意識は強く持っている。 クライアントの、「町家っぽく」という希望も、単に造形だけのことではないだろうと思う。 雰囲気、時間の流れ、光や影、音、におい・・・・。 「形」ではなく、「空気」をつくることに地道をあげたい。 ○陰影! どこでもまんべんなく明るい、というのではなく、窓辺が明るくて奥に行くにしたがって暗くなる、といった感じに。窓からの光が強調されるよう。照明を効果的に使うのも有り。 ○シークエンスと奥行! 奥に続いていくという期待感を。続き間的なイメージ!?移動という行為も大切に。あちこちに行ける動線とか、周れる動線とか。 ○スケールと距離感! 大きな空間ではなく、少しこじんまりとしたスケールで。縦横比を慎重に! 人と人との距離はある程度保ち、人とモノ、人と壁との距離は親密に。 ○アプローチを整える! 小さな敷地の場合、道路からすぐのポーチになりがちだが、それでは味気がない。 茶室の露地、神社の参道のような、気持ちに触れられるようなしつらえを。 ○できればバックヤードを! 小さな敷地だからこそ、庭やアプローチを大切にしたい。 表と裏。演出ということではなく、恥じらいとかエチケットといった感じ。 (ファーストプレゼン時の資料より) 設計:渡辺 義行
+TERRACE
優しい色合いの外観。室内は無垢のウォールナットとアクセントの黒が大人の空間を演出。 ウッドデッキとリビングから庭に続くテラスは格好の遊び場。 BBQやゆっくりと読書など..暮らしを楽しむ工夫が詰まった住まいです。
macchiato
一見カフェかショップのような外観。 長く大きなファサード下にはスタイリッシュなテラス。 白とナチュラルな雰囲気で統一された室内。 リビングダイニングから外のテラスへ続く大きな窓。 白と自然な木の配色がカフェマキアートのような住まいが完成しました。
見学OK■人気のバルコニー付きホワイト×木目調kawaii住宅【新潟市西区坂井】
見学OK■人気のバルコニー付きホワイト×木目調kawaii住宅【新潟市西区坂井】新潟市西区坂井で完成した新築デザイン住宅です。 見学可能です■イシカワHPよりご予約でクオカードプレゼント中です【予約はこちら】→ https://www.toskenhome.com/event/ ■土地、ローン、税制、何から始めれば良いか分からない方は是非お越しください。 実物を見ながらご相談ができます。 イシカワグループは、新潟県で【13年連続着工棟数第1位を達成】全国で年間1,000棟以上の実績 この機会にぜひ、イシカワの住宅をご体験ください。
CANVAS
2階リビングダイニングの窓はまるで大きなキャンバス。行きかう人、四季の移ろい、毎日のシーンが絵画のよう。 裏手には、子供たちの練習用バスケットリングを設置。家族それぞれの暮らし方がゾーニングされ、快適な毎日が送れる住まいです。
吹き抜けで家族がつながる住まい
玄関とLDKの2箇所に吹き抜けを設けたお家ができました。家族が集まるリビングは解放感があり、吹き抜けで繋がる中二階のフリースペースからは笑顔の子どもたちが顔を覗かせます。 間取りは家事のしやすさを考え、キッチンから各お部屋への動線が短くなるように設計しました。天然石と無垢材で造作した無添加住宅オリジナルキッチンや洗面台、無垢の室内建具などは、漆喰壁や無垢フローリングとの相性もバッチリ。 室内全体に統一感があり、優しく温かみを感じられます。
小針の家Ⅱ
【建築地】新潟市西区小針。既存の落ち着いた住宅街にある68坪の敷地です。土地を探しを始めたころはエリアも違いましたが、巡り巡ってご主人が生まれ育った町で見つかった土地での計画となりました。ご家族やご友人が遊びに来たとき用として3台分の駐車スペースを確保しつつ、東側(少し北に振れている)の道路わきには小さな植込みを。北側斜線をかわしながらL型に建物を配置することで、南側にはメインの庭を設けることが出来ました。土地の引渡し前の解体工事では、既存家屋の樹木を数本残してもらいました。家も家主も新しくなりましたが、以前からこの土地で育まれた木々が時間の差を埋めてくれているような気がします。【外部】寄棟とした上屋根の大きな軒の出は、太陽と雨と仲良くするためのもの。道路と敷地の高低差から屋根面はほぼ見えなくなることを利用して、デザインとしては三角屋根でありながらフラットルーフの様なすっきりとモダンな印象に。アピトンの羽目板を張った軒天井も一役買っています。建物は悪目立ちせず、周囲と馴染むようグレーホワイトのリシン吹付塗装。平屋部分は杉の羽目板+押し縁仕上げとし、こちらも薄いグレーの塗装仕上げです。そしてアプローチの庭木、土留め上の生垣、道路側に設けた外収納がバッファーゾーンとなり、住まい手の暮らしを程よく守りつつ町に対して優しい印象を与えてくれるように計画をしました。【内部】内部空間は場所ごとに雰囲気を調整しました。 ・居間へのアプローチとなる「玄関」は、暗くすることにより居間より少し“緊張感”を ・パブリックな「居間」は、多くの人に対応させるためあまり色は出さず“さっぱり”と ・「洗面」はパブリックの延長なので、居間の雰囲気に“清潔感”を追加 ・「食事室」は家族のスペースになるので、居間よりもざっくりと柔らかく、“ぬくもり”を 「形」ではなく「空気」をつくることを心掛けています ダイニングは床が150mm上がっています。ダイニングテーブルとキッチンの天板を揃えて、親密な関係をつくるためなのですが、、、。実はその反面で耐力壁が不足してしまうため、それを補う「耐震BOX型フレームをどう納めるか?」から派生して生まれたアイディアでもあります。そのおかげで耐震のバランスもとれ、心地いい距離感と楽しさのある空間ができました。 【テラス】この家はメインの庭につながる2つのテラスを持っています ”デッキテラス” L型に配した居間と食事室から出入りができる、ウッドデッキの「晴れテラス」。3尺はね出した屋根がテラスに日陰をつくってくれるので、夏でも利用しやすくなっています。「軒の出」は外と仲良くするための優れモノです。 ”土間テラス” 雨の日でも外の時間が過ごせるように設けた屋根付きのテラス。通風と採光も考慮して壁は板塀、屋根はクリアのポリカ(丸小波)です。子供たちと遊ぶときにはハンモックやブランコを吊るします。将来的にDIYなどの作業スペースとしても気兼ねなく使える様、モルタル仕上げにしています。 【コンセプト】『小針の家Ⅱ』のクライアントに初めてお会いした時から、「控えめでまじめで上品な方」という印象を持っていました。土地探しや資金計画、家具店巡りを経て、具体的な設計が始まったのが2019年7月。この頃にはすでにその印象は確かなものとなっていました。 人柄と場所柄を大切に扱い、設計の方向性として考えたことは、 『人目を引くような面白さとか新奇さは必要なく、落ち着きとか品、自然な振る舞いのような、雰囲気が醸し出されることが大切なのではないか。その為には、設計者としてのエゴみたいなものが強く表に表れることは避けなくてはいけない。やりすぎないこと、余白を残すこと、機能に従って淡々とつくること、建物として無理をしないこと、着飾らないこと・・・・。』 要するに“意図的にデザインにブレーキを掛ける”ことで作家性を抑え、静けさを生み出そうという考え方です。 着地点の目安としては、他者から見て 内部空間:「パッと見はどうってことないんだけど、気持ちよくてつい長居をしてしまう」 外観:「車の速度では気が付かないんだけど、歩く速度だと目に留まる」 といったところでしょうか。 この家のインターフォンを押し、中から出てきた人が思った通りの人だったら、僕らの仕事はとりあえず成功なんじゃないかと思っています。 設計:渡辺 義行
延軸の家
敷地は新潟市西区内野西が丘。 数年前の大規模造成により、急速に住宅街へと変貌したこの地。 だが周辺にはまだ田園風景が残り、平野が広がっている。 そんなポテンシャルののある敷地での住宅計画であった。 敷地は約70坪を有し、地区計画による境界からのセットバックなどを考慮しても、十分すぎる広さである。 今回の住宅の要望は、コンパクトであり、シンプルであり、かつ都市部では味わえない伸び伸びとした暮らしのができること。 何よりも敷地の前面に広がる雄大な景色を、いかに歩行者などからの視線などからのプライバシーを確保しながら、 内部空間へと引き込み取り入れるかが重要でした。 その結果、2Fを生活の主体とし、1Fに寝室やクローゼット、浴室などをまとめるに至った。 建物の形状の検討では、周辺の風景を邪魔しないようにシンプルな矩形にしながらも、敷地間口に合わせ横に長い形で伸びやかなものとし、 1Fと2Fで外壁の仕上げを塗り壁と杉板押縁仕上げにすることで、建物が1Fと2Fで区切られることによる水平ラインを強調するデザインとした。 2Fを少し跳ね出すことで、1Fの玄関ポーチを広くし、軒下はピロティのような豊かな空間となった。 内部空間では、横長の建物形状を生かし、2Fに計画したLDK部分に大開口の横長パノラマの窓を計画し、ふんだんに風景を取り込む計画とした。 さらに、天井高は低目に抑え、かつ平な天井とすることで、意識的に視線が真っ直ぐ大開口の先の風景へと向くようにしている。 2Fを跳ね出したことで生まれた玄関ポーチの上には、リビングとつながるベランダを計画。 ベランダの床はグレーチングとし、下への風や光を落とすとともに、北西の海岸部より飛んでくる砂などによるメンテナンスにも気を配った。 ベランダの腰壁は少し低めに抑え、外観のバランスを整えるとともに、リビングに腰掛けた際に、風景を細田げん取り込みながらも、前面を通る人や車を視線からカットする役割を持たせている。 また、内部はシンプルなプランにより要最低限の間仕切りで計画することで、景色を遮らずに室内空間を豊かにしつつ、 各階1台づつの空調で効率よく冷暖房をまかなう計画としている。 内装などは極力シンプルにディティールを極限までそぎ落としながらも 無垢材や真鍮、スチール階段などの素材を取り入れ、シンプルな空間に温かみのあるアクセントを加えるよう意識した。
グレーを基調にしたヴィンテージテイストの家
「暮らし易さ」と「暮らし良さ」が家に帰るたびに感じる住まい。暮らす人と環境に優しく、少ないエネルギーで1年中快適に過ごせます。インテリアは、グレーとブラックを基調にしたビンテージインテリア。柔らかく、温かみのある光が落ち着くタタミスペースを備えたリビングダイニングは、吹き抜けから差し込む光や風が心地よい空間です。2階のフリースペースは、朝早く起きてメールを確認したり、インターネットで調べものをしたり、子供達が勉強する場所としても使えます。
耐震性・デザイン性にこだわった長期優良住宅
耐震等級最高ランク3の長期優良住宅仕様とし、外装はセメントの質感を生かし一枚として同じものがない無垢の建築素材SOLIDOの外壁を採用。杉板張りがアクセントになったかっこいい佇まいです。外観デザインの一部になった外部収納や、1階に設けたファミリークロークなど収納スペースを充実させました。内装はマツの無垢フローリングを採用し、グレーを基調に落ち着いた雰囲気に仕上げています。
住まいと暮らしが永続きする家
家づくりを考えるとき、家=器だけを考えがちですが、家を作っている時間より、家=器が完成した後の”暮らし”の方がずっと長い時間を費やします。器が高品質なのはもちろん、豊かな暮らし(道具・素材)を通じて家族と永く愛着を持って暮らせる住まいを目指しました。
Vista window「夕焼けテラスの家」
高台に建つ2階リビングの家、大きなテラスから夕陽を眺める●2間半の大開口木製サッシ、アガチスの羽目板、 壁面タイルでダイナミックな空間演出のリビング ●街並みを一望する、チークの出窓ベンチ ●型の塗り壁に誘われる玄関 内と外が連続的につながる開放的なアプローチ
ウチとソトがつながる木の家
ログハウス風の家に住みたいというこだわりで、外から内まで木はもちろん、素材そのものを活かしたMさん邸。LDKにつけた大きな窓からウッドデッキ、庭、とウチとソトが繋がるアウトドアなライフスタイルに合ったつくりに。造作ベンチや建具、洗面化粧台など、Mさんらしい素敵なお家になりました。
自然素材に彩られた、家族と繋がる住まい
リビングの吹抜けと大きな窓が開放的な印象のTさん邸。LDKを中心に考えた間取りで、どこにいても家族を感じる工夫をとりいれました。リビングに配した縁側風のウッドデッキと庭は「ウチ」と「ソト」を繋げて暮らしを楽しくしてくれます。ヒノキの無垢材を使用したLDKは、全体を心地いい木の香りで包み込み、そこにいるだけで癒されます。また、家自体が呼吸をしながら生きている通気断熱WB工法を採用。さらに自然素材を使用し、家族の健康にも配慮。従来の住宅とは空気が違う、深呼吸したくなる家になった。
庭とデッキを囲んだ開放感あふれる家
ベージュとダークブラウンのシックな外観と室内もブラウン系でまとめたインテリア。LDKは、大きな窓から広いウッドデッキと庭に繋がり開放感に満ちた空間です。家族の集まるスタディスペースを1階に設け、くつろぎながら家族とペットが楽しく一緒に過ごせる住まいになっています。
家族が元気に暮らせる省エネの家
【設計のポイント】 何よりもご家族が暮らしやすく、なるべくエネルギーを使わない間取と仕様にすることをご提案させて頂きました。 玄関から引き戸を挟んで、LDK へとスムーズに動くことができるようにしました。システムキッチン脇には、5~6 人で使えるような大きなカウンターテーブルを造作して、ご家族やご友人との団らんの場所を設けました。 面積以上の収納量を確保するため、WIC には棚やハンガーパイプなどを充実させ、インテリアはオリジナルの造り付け家具で、安全でトータルコーディネートできるようになっています。 【デザイン】 1 階は珪藻土塗り壁で仕上げ落ち着いた内装にし、外装は漆喰塗り壁、屋根はデザイン焼瓦で、洋風ですが落ち着いたたたずまいになりました。 【スペック】 性能も、断熱性・耐震性は国の基準の 2 倍相当で、冬暖かく夏涼しい、安心して暮らすことができる住まいが完成しました。
家族で楽しむ薪ストーブのある家
山中の薪ストーブのあるログハウスの暖かさを実現したいとのご要望がありました。基本性能が高いので、真冬でも一度薪ストーブを焚くと一日中暖かさが続きます。 玄関入ってすぐ脇に、家族全員の靴やアウター類が収納できるようにウォークインクロークを設置しました。
どこでも読書ができる図書館のような家
本がたくさんあるので、家の中を図書館のような感じにしてほしいと依頼がありました。 キッチンのすぐ横に家族が作業できる造り付の机を設置。その後ろには階段下を利用した本棚と深めの大きな引出。お母さんが台所に立ちながらお子様の勉強の様子もバッチリ確認できます。
「天井高5mの開放的なリビングの家」
2階リビングは勾配天井で天井高を上げ解放感たっぷり。 フロアーの無垢のチーク材に合わせて家具も造作して雰囲気を造りました。 小屋裏の小窓からリビングを望む空間は圧巻です。ちょっと怖い気もしますが・・・ スキップフロアーでリビングより床面を下げたキッチン。キッチンに立った時の目線がリビングソファーと合わせられるように配慮しました。 キッチン横の大きな本棚は家族みんなのミニ図書館です。 リビングの造作TVボード。 リビング裏の洗面室の明り取りも兼ねています。広いLDKのアクセントになるよう設計しました。 奥さまご希望のカントリー調のシンプルな外観。軒とウッディ―な玄関ポーチがポイント。 一見無駄に見えるスペースが良きアプローチになっています。外構も全体の雰囲気がでるよう配慮しました。